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Pilz News
ピルツのカメラベース保護システムPSENvip 2の新しい曲げ角度測定用モジュール - 曲げ工程の生産性向上!
ピルツのカメラベース保護システムPSENvip 2シリーズから、使用可能な画像データをプレスのコントローラに転送する曲げ角度測定用モジュールが発売されました。
オペレータはプレスブレーキ使用時に曲げ角度の値をユーザインタフェース (HMI) で直接確認でき、高価な角度測定システムや手間のかかる手動の測定が不要になります。したがって、システムの使用開始時とその後の調整に要する時間やコストを最小限に抑えられます。曲げ工程はPSENvip 2により生産性と安全性を両立して実行できるため、プレスブレーキの高い可用性が保証されます。
時間やコスト節減の他、ユーザは他の装置を取り付けた場合必用になるスペースも節約できます。
過酷な環境のアプリケーションにも対応する革新的な技術
ピルツのカメラベースの保護システムPSENvip 2は革新的な工学系技術により曲げ工程全体を監視します。プレスブレーキの上部ダイに取り付けると、PSENvip 2は投光器と受光器間の保護フィールドにある異物を微小なサイズまで検出し、安全を確保した上で高い生産性を実現します。PSENvip 2はレーザ光源の代わりにLEDベースのソリューションを採用しているため、上部ツールに設置された受光器を照らすだけで十分です。振動、反射、外部光、散光などの影響を受ける、過酷な環境のアプリケーションでも、保護システムは高い可用性を保証します。
プレスブレーキ安全対策用オールラウンドパッケージ
カメラベース保護システムPSENvip 2と高速制御ユニットオートメーションシステムPSS 4000を組み合わせたトータルソリューションは、EN ISO 12622に準拠する最大の安全性を提供します。トータルソリューションにより高速処理が保証され、オーバーラン距離を短縮できるため、曲げ工程をさらに短時間でシャットダウンできます。最大の生産性と簡単な操作により、曲げ工程を効率化できます。
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