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インフィニオン、サプライヤーベースの拡大によりシリコンカーバイドの供給安定性を向上

インフィニオンテクノロジーズAG(FSE: IFX / OTCQX: IFNNY)は、日本のウエハーメーカーである昭和電工株式会社(以下、昭和電工)と、エピタキシーを含む広範囲なシリコンカーバイド (SiC)材料の供給契約を締結しました。

インフィニオン、サプライヤーベースの拡大によりシリコンカーバイドの供給安定性を向上

これにより、ドイツの半導体メーカーであるインフィニオンは、SiC製品の需要拡大に対応するため、より多くの基材を確保しました。SiCは、高効率で堅牢なパワー半導体を実現し、特に太陽光発電、産業用電源、電気自動車の充電インフラなどの分野で使用されています。

インフィニオンのインダストリアルパワーコントロール(IPC)事業部のプレジデント、ピーター バーウァー(Peter Wawer)は、次のように述べています。「当社の広範かつ急速に成長しているポートフォリオは、今後5年間で年率30~40%の成長が見込まれるSiCベースの半導体市場を支え、形成する上で、インフィニオンが主導的な役割を果たしていることを示しています。* この成長市場における昭和電工とのウエハーのサプライヤーベースの拡大は、当社のマルチソーシング戦略における重要なステップです。これにより、中長期的に増大する需要に確実に対応することができます。さらに、昭和電工とは材料の戦略的な開発でも協力し、品質の向上とコスト削減を同時に実現していく予定です」

昭和電工の専務執行役員である石川二朗氏は、次のように述べています。「インフィニオンにクラス最高のSiC材料と最先端のエピタキシー技術を提供できることを誇りに思います。また私たちは、SiC材料を継続的に改善し、次の技術開発を目指しています。この点において、インフィニオンは優れたパートナーであると評価しています」

インフィニオンと昭和電工の契約期間は2年間で、延長オプションがあります。インフィニオンは、産業用途向けSiC半導体の業界最大のポートフォリオを有しています。

*出典:Yole、「複合半導体市場モニタ-モジュール1 Q 1 2021」、2021年4月

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