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日本初のEV充電器の公道設置に関する実証実験にABBの急速充電器が採用される

横浜市と株式会社e-Mobility Power(eMP)は、横浜市青葉区内の公道上において、全国初となる、公道上にEV充電器を設置する実証実験を開始し、その課題や有用性について検証をしています。

日本初のEV充電器の公道設置に関する実証実験にABBの急速充電器が採用される

電気自動車を迅速に便利に充電できるように設計されたABBのTerra 184 DC急速充電器がこの実証実験のために選択され、当該路線で車両に電力を供給します。Terra 184は2台同時充電機能を備えています。

eMPは、EVの普及を促進するという同じ目標を掲げる、東京電力ホールディングス㈱、中部電力㈱、トヨタ自動車㈱、日産自動車㈱、本田技研工業㈱、三菱自動車工業㈱、㈱日本政策投資銀行の7社による共同出資会社です。

国内初となるこの実証実験は、横浜市による2050年までの脱炭素化「Zero Carbon Yokohama」の実現に向けた取り組みの一つとして、横浜市とeMPが「横浜市内のEV普及促進に向けた連携協定」を締結し、EVおよびPHVを利用しやすい環境の整備や、充電インフラ拡大に資する新たな仕組みづくりを目的に実施するものです。

「全国初となるこのプロジェクトをサポートできることを嬉しく思います。ABBの技術はこの画期的なプロジェクトをサポートするだけでなく、環境負荷の低減という大きな課題に対処するための日本の戦略の柱の1つである自動車の電動化を、充電設備拡充とのファシリティ面から貢献してまいります」とABB株式会社のエレクトリフィケーション事業本部長である石川雅康は述べています。

今回設置されたTerra 184急速充電器は、2020年にeMPによって選択された250基超のうちの1基です。 Terra 184急速充電器はABBのベストセラーの充電器Terraシリーズの最新型であり、CHAdeMO充電規格をサポートしています。 高電圧バッテリを搭載した次世代モデルを含む電気自動車を便利に充電できるように設計されており、Terra充電器のコンパクトなサイズは都市部での使用に最適です。ケーブルマネジメントシステムなどの高度にカスタマイズ可能な機能を備えたTerra 184は、幅広いEVユーザに最大の充電利便性を提供します。

エレクトリフィケーション技術において135年以上の歴史を有するABBは車両から電力系統まで、安全、スマートかつ信頼性の高いe-モビリティのためのワールドクラスのEV充電ソリューションを提供しています。ABBは2010年にe-モビリティ市場に参入し、現在では85以上の市場でDC急速充電器2万台以上を含む40万基以上の電気自動車用充電器を販売しています。

実証事業内容
実証場所:横浜市青葉区しらとり台69付近(神奈川県道川崎町田線沿い)
実証期間:令和3年6月8日17時~令和4年3月下旬(予定)
実証目的:公道にEV充電器を試験的に設置し、交通管理者・道路管理者・設置事業者の課題や有用性について検証を行う。

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