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08
'21
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Pilz News
新しい完全カードPMCPROTEGO S3は、ピルツのドライブ内蔵安全モーションソリューションPMCPROTEGO DSを拡張 - いつでも安全なドライブフィードバッ
新しい安全カードPMCprotego S3は、ドライブ内蔵安全モーションソリューションPMCprotego DSを拡張し、EN 61800-5-2に準拠する安全モーション監視機能を追加します。これらの機能を使用して、エンジニアリングツールPASmotionで、柔軟かつ個別に、アプリケーションに応じたエラー応答を事前にコンフィグレーションできます。そのため、機械のダウンタイムを削減し、幅広い安全用件に対応しながら、常に設備の最大の生産性を達成できます。これにより、設備の高い可用性が保証されます。
追加の安全モーション機能には、安全方向監視(SDI-M)、安全インクリメント監視(SLI-M)、安全速度監視(SLS-M)、オペレーションの安全停止監視(SOS-M)、安全位置監視(SLP-M)および安全速度範囲監視(SSR-M)が含まれます。
新しい機能により、PMCprotego S3はエンジニアリングの柔軟性を向上できます。
安全な通信による安全機能で柔軟性を提供
PMCprotego S3の安全な高速通信はリアルタイムイーサネットSafetyNET p RTFLを介して実行されます。そのため、安全カードを装備するアプリケーション内のすべてのドライブ間で安全な通信が可能です。パソコン上で安全カードSafetyNET p RTFLの出力を使用することも可能: 柔軟に使用できるため、配線の工数が減り、ハードウェアのコストを削減できます。
トータルなオープンパッケージで工数削減
SafetyNETp経由で、ドライブ内蔵ソリューションを直接小型安全コントロールシステムPNOZmulti 2に接続することも可能になりました。さらに、市場で人気のモータタイプやフィードバックシステムにも対応し、EtherCATやProfinet経由で一般通信もサポートします。したがって、安全ドライブソリューションや安全コントローラから成るトータルなオープンパッケージを利用でき、既存のアプリケーションに簡単に組み込めます。このオープン性が機械メーカに高い柔軟性を提供するため、工数やコストを抑えられます。
ツールで試運転が加速
迅速に試運転を行うため、エンジニアリングツールPASmotionは、1つのツールで、安全カードのパラメータ設定だけでなく、サーボアンプやモーションコントローラのコンフィグレーションにも対応します。認証取得ブロックを使用し、ユーザはエンジニアリングツールでそれぞれの機能を素早く作成可能: ブロックは簡単にリンク・組み合わせでき、さらに、入出力を個別に自由に割り付けられます。仮想入出力はSafetyNET p RTFL経由でマッピングでき、物理的な入出力はグラフィックエディタで安全機能にマッピングできるため、さらに時間を節約できます。このようにして、ユーザは個別のドライブソリューションを入手でき、柔軟で直感的なコンフィグレーションにも支援されます。したがって、時間を節約し、試運転を迅速に行うことが可能です。
ワンストップのドライブコンフィグレーション
ピルツはまた、PMCのソリューション用を含む、エンジニアリングやサービス全般を提供しています。新規設備向けも既存(改造)設備向けもご用意しています。ピルツの総合的なワンストップ・パッケージをご利用いただけば、ドライブのコンフィグレーションに費やす時間を節約できます。よって、包装技術など、多数の軸を安全に調整する必要のあるアプリケーションで設備の試運転がしやすくなります。アプリケーションに適した、高速なトータルソリューションを使用することで、機械メーカもオペレータも、時間やコストの削減と、全体的な生産性の向上が可能になります。
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