1つのハードウェアで、あらゆるイーサネットへ

HMSインダストリアルネットワークスの新しいイーサネット・ソリューションなら、機器メーカーの皆様は、お望みの産業用イーサネット・プロトコルをHMSの標準イーサネット・ハードウェアにダウンロードできるようになります。

HMSインダストリアルネットワークスは、 この度、Anybus CompactCom for Common Ethernetをリリースします。この通信ソリューションは、PROFINET、EtherCAT、EtherNet/IPあるいはEthernet POWERLINKに対応可能なイーサネットハードウェアが含まれ、機器メーカーの皆様に完全なフレキシビリティをもたらします。お客様は、納入先への出荷前に、希望の産業用イーサネット・プロトコルをCompactComのチップやブリック、モジュールへダウンロードするだけです。

3つの導入形態をご用意
Anybus CompactCom40シリーズであるCommon Ethernetソリューションは、ホストデバイスに要求される導入形態に応じて、チップ、ブリック、モジュールの3つの形態から選べます。どの形態であっても、すべて同じように標準化された方法で各ネットワークに対応可能です。

「産業用ネットワーク市場では、産業用イーサネットへ向かう動きがあり、CompactCom Common Ethernetソリューションは、当社の製品のなかで重要な位置を占めるようになると考えています。機器メーカーの皆様は、さまざまな産業用イーサネット向けのCompactComを完成品として在庫を持つ必要はなくなり、当社の標準Common Ethernetハードウェアへ、顧客の注文に応じてネットワーク・プロトコルをダウンロードすればよくなります。」と、HMS組み込み製品ラインマネージャーLeif Malmbergは説明しています。

「このモジュールは、Anybus NP40ネットワーク・プロセッサをベースにした実績あるAnybus CompactComテクノロジーに基づいているため、お客様は1つの実装プロジェクトで、すべてのCompactComシリーズにそのまま対応できます。つまり、別のAnybusモジュールをプラグインするだけで、あらゆるフィールドバスや産業用イーサネットにアクセスできるのです」。

IT機能をサポート
Common Ethernetコンセプトは、デフォルトでIT機能をサポートしています。イーサネットによる既存ネットワークへの接続性を発展させたい場合には、Ethernet TCP/IPソリューションとして利用できます。

ファームウェアを管理するFirmware Managerも付属
付属のソフトウェアFirmware Managerを使えば、ご希望のネットワークのファームウェアを簡単にダウンロードが可能です。このファームウェアのダウンロードには、FTPあるいはアプリケーション・インターフェースを利用することも可能です。

 高性能アプリケーションにはAnybus CompactCom 40シリーズ
受賞実績のあるHMSのネットワーク・プロセッサNP40に基づくAnybus CompactCom 40シリーズは、高性能な産業用イーサネット・アプリケーションの要求に応えるべく設計されています。そのため、ホストデバイスとご希望のネットワークの間で、双方向に1500バイトのデータ処理を行う高速通信が可能です。また、この40シリーズは、チップ、ブリック、モジュールの導入形態で提供しており、お客様がカスタマイズを要することなく、最適な導入形態を選択していただけます。

Anybus CompactComとは？
Anybus CompactComは、産業用ネットワークのインタフェース製品シリーズです。これを産業用デバイスに組み込むことで、さまざまな産業用ネットワークとの接続が実現します。CompactComはチップ、ブリック、モジュールの形態で提供しており、お客様の導入形態に合わせて選択できます。Anybus CompactComを実装すれば、機器メーカーの皆様は対応するAnybus製品をプラグインするだけで、20もの産業用ネットワークへ即座に接続することが可能となります。したがって機器メーカーの皆様には、新たなビジネスや市場拡大にお役立ていただける製品となります。

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