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HMS Industrial Networks AB

新AnybusゲートウェイでModbusデバイスをBACnet対応に

新しいAnybus BACnet to Modbus gatewayなら、ModbusデバイスがBACnetネットワークに接続可能になります。このゲートウェイは、Modbus(RTU、ASCIIおよびTCP)とBACnet/IPの間で変換処理を行い、接続された各ModbusデバイスをBACnetネットワークのBACnet準拠デバイスとして表示します。

新AnybusゲートウェイでModbusデバイスをBACnet対応に
BACnetネットワークは、ビルやインフラ設備にますます利用されるようになっており、Modbusで通信するデバイスをBACnetネットワークに統合したいという要望も増しています。そこでHMSはこの度、Anybus BACnet to Modbus gatewayを発売しました。このゲートウェイは2つのネットワーク間の翻訳機として機能し、Modbus RTU、ASCIIおよびTCPデバイスをBACnet/IPネットワーク上で個別のBACnet準拠デバイスのように表示します。これにより、BACnetを集中管理でき、ビル設備内のドライブやHVAC コントローラー、計測機器などのModbusデバイスも監視できるようになります。

BACnetのシステムインテグレーションがいっそう容易に
「Anybus BACnet to Modbusゲートウェイによって、今やModbusデバイスもBACnetプロジェクトで利用できるため、システムインテグレーターやビルオーナーの皆様のフレキシビリティが一段と向上します。また、このゲートウェイはビルオートメーション市場に製品を提供したいとお考えの機械メーカーの皆様にも最適です。当社は、ModbusデバイスをBACnetネットワークに接続したいというニーズが市場で増しているとみています。そこで、この新しいゲートウェイによって、フィールドバスや産業用イーサネット接続に向けて標準製品としてすでに提供している300種のAnybusゲートウェイに、さらなるネットワークの組み合わせを追加しました」と、HMSのプロダクトマネージャーMarkus Bladhは説明しています。

ゲートウェイの機能

このゲートウェイは、2つのポートを使って、シリアルModbus(RTUおよびASCII)とイーサネット(BACnet/IPおよびModbus TCP)に接続することができます。接続に際しては、ユーザーの皆様はModbus共通デバイスプロファイルの無料ライブラリを有効活用し、素早くネットワーク間の通信を確立できます。さらにHMSは、このライブラリでサポートされていないModbusデバイスに対するデバイスプロファイルの作成方法についての説明書を添えた簡単なツールも提供しています。初期設定やトラブルシューティングはWebインターフェースで行えます。

この新しいAnybusゲートウェイは、2014年10月1日から販売開始しております。

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