歩きながら周囲の3D計測をおこなう移動体ハンディ・レーザースキャナーの販売を開始
最新の移動体計測機Leica BLK2GOで効率よく3次元点群と画像を収集。
計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、手に持って歩きながら周囲の3Dデータを取得する最新の移動体計測機Leica BLK2GO(以下BLK2GO)について、2022年2月7日に日本国内で販売を開始することを発表しました。BLK2GOは、LiDAR、SLAM、およびエッジコンピューティング技術を搭載し、これまでにない効率と速度で複雑な空間を3Dスキャンするように設計されています。これにより、建設業や測量士の方、VR/ARコンテンツ制作に携わっている方は、周囲の3次元データを迅速に効率よく収集できるようになります。
BLK2GOは、ユーザーが歩行中に周囲の空間の3Dデータをシームレスに収集し、現実の世界を点群の形式でデジタル化する、ハンディ・レーザースキャナーです。コンパクトな片手で持ち運べるデザインにより、高い機動性を実現しただけでなく、以前はスキャンに時間を要していた階段の吹き抜けや、複数の部屋がある建物の屋内なども扉を開いて容易に素早く3Dデータが取得できます。 シンプルなワンボタン操作と軽量設計で、測量の専門家だけでなく、初めてのユーザーでも使えるよう設計されています。
「BLK2GOは、多くの業界のユーザーが直感的に3次元の計測データを取得するための、BLKシリーズの次世代製品です。2018年に発売を開始した、小型で軽量な地上型3Dレーザースキャナー Leica BLK360のシンプルで強力なデザインを進化させた製品がBLK2GOです。歩行中に3Dデータを迅速に収集するので、ユーザーに効率と機動性を提供します」とライカジオシステムズの代表取締役社長の日比は述べています。
BLK2GO主な特長
- l高精度な2軸LiDAR技術を搭載し、毎秒最大420,000点をスキャンします。
- lLiDARとビジュアルSLAMテクノロジーを組み合わせることで空間認識能力を持ち、周囲の建造物がどこにあったかを認識し、スキャン中にユーザーが通った軌跡を正確にトラッキングします。
- l45分間の連続スキャンが可能な充電式バッテリーと、6時間分のスキャンデータ(非圧縮時)を保存するストレージを持ち、取得した大量のデータはWifi経由、またはUSB-Cポート経由でPCと接続し、高速転送できます。
- l1200万画素対応で鮮やかな高コントラスト画像撮影用のカメラ1台と、SLAM対応や点群の色付けを行うためのパノラマ画像撮影用のパノラマカメラ3台を搭載しています。
- liOS対応のBLK2GO Liveアプリをインストールしたモバイル端末から、取得したデータをリアルタイムで確認ができます。
- lバッテリー込みで約775グラムと軽量で、歩行中もストレスなく持ち運びながらスキャンできます。
尚、2月4日(金)にBLK2GOの紹介Webセミナーを開催いたします。Webセミナーへの参加方法や詳細については以下をご参照ください。
【Webセミナーの詳細】
https://leica-geosystems.com/ja-JP/about-us/events/events-overview/2022/01/jp_webinar_launch_blk2go_220204
BLK2GOの製品詳細についてはこちらをご覧ください。https://leica-geosystems.com/ja-jp/products/laser-scanners/autonomous-reality-capture/leica-blk2go-handheld-imaging-laser-scanner
www.leica-geosystems.com