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Rohde & Schwarz

ローデ・シュワルツのR&S FSV/R&S FSVAシグナル・スペクトラム・アナライザ、周波数が最高50 GHzに拡大

シグナル・スペクトラム・アナライザの新モデルR&S FSV3050とR&S FSVA3050の発売によって、同シリーズの対応周波数レンジが50 GHzへと広がりました。さらにオプションを追加すれば、最高54 GHzまでの信号解析が行えるように拡張できます。これにより、最高52.6 GHzというFR2周波数帯を完全にサポートできるため、5G NRテストに最適なほか、宇宙航空・防衛産業のアプリケーションにも対応可能になりました。同ソリューションは、2022年9月27~29日にMilano Convention Centreで開催される展示会EuMWのD18ブースに出展します。

ローデ・シュワルツのR&S FSV/R&S FSVAシグナル・スペクトラム・アナライザ、周波数が最高50 GHzに拡大
シグナル・スペクトラム・アナライザの製品シリーズが、最高52.6 GHzというFR2周波数帯を完全にサポートしました。

R&S FSVは、可能な限りシンプルかつ迅速に複雑な測定のセットアップをユーザーが行えるように設計されています。その簡単な操作性、比類なき測定速度、そして最大200 MHzの解析帯域幅により、研究室や生産ラインで使える優れた計測器となっています。一方のR&S FSVAは高いダイナミックレンジに加えて、-127 dBc/Hz(1 GHzのとき、オフセット10 kHzで)という卓越した位相雑音の低さを実現しており、従来はハイエンドな計測器が担っていたような高い性能を発揮します。解析帯域幅が最大1 GHzとなっていますので、ユーザーはパワーアンプのリニアライズや短時間イベントの捕捉、周波数アジャイル信号の特性評価といった非常に高度な測定アプリケーションにも対応できます。

50 GHz対応モデル発売の狙いは、主に5G NRアプリケーションにあります。FR2のn262帯域は47.2~48.2 GHzですが、これを新しい50 GHzモデルはデフォルト構成でカバーしています。さらにR&S FSVA用オプションのR&S FSV3-B54Gを追加すれば、52.6 GHz というFR2周波数帯の上端をも含む最高54 GHzの信号解析が可能になります。そのほか、航空宇宙および防衛産業のアプリケーションにも対応することが可能です。ITU(国際電気通信連合)は47.2~50.2 GHzと50.4~51.4 GHzをGSO(静止衛星)システムに割り当てており、この周波数に対応したフィルタやアンプ、導波管などのコンポーネントを製造するとうアプリケーションに最適なモデルです。

さらに、この50 GHzモデルにはFSV3-B710性能強化オプションも利用できます。性能を拡張して仕様を高めるR&S FSV3-B710オプションは、R&S FSVおよびR&S FSVAの新しい2モデルにも対応しています。位相雑音性能を高め、DANL(表示平均雑音レベル)を低減するとともに、R&S FSVA対しては周波数レンジの下限を2 Hzへと引き下げることができます。

R&S FSV/R&S FSVA用オプションのR&S FSV3-B54GとR&S FSV3-B710は、今すぐローデ・シュワルツから購入いただけます。
 
お問い合わせ:
欧州(本社):Patrizia Muehlbauer(電話:+49 89 4129 0、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com
アジア太平洋地域:Wen Shi Tong(電話:+65 6 307-0029、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.

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