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Leica Geosystems News
【NETIS 登録】イメージングトータルステーションを使用した遠隔測量
Hexagon 傘下の、計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は本日、新技術「イメージングトータルステーションを使用した遠隔測量」ついて、NETIS 登録が完了したことを発表しました。
ライカジオシステムズでは従来、ワンマン測量による作業効率の改善を提案しています。ワンマン測量での作業効率改善はとても効果的なワークフローで生産性向上にもつながっていますが、常に測量技術者が機器を現場にて操作する必要があり、技術者の手配やスケジュール調整が難しいという課題が依然として残っていました。そこでライカジオシステムズは、新技術としてNETIS 登録が完了した、イメージング機能が搭載されたトータルステーション(Leica Nova MS60、Leica Viva TS16 I、Leica Nova TS60 I、Leica Nova TM60 I)と、測量に適した汎用性の高いコントローラーLeica CS30(以下、CS30)を使用した遠隔測量を新たに提案します。
今回提案する遠隔測量の技術では、測量技術者が直接現場に赴くことなく、離れた場所からインターネットを介して測量器を操作し、測量作業を実施する事が可能になります。現場では測量補助者が機器を設置し、遠隔測量終了後には機器を撤去するだけとなります。これにより測量作業に関わるコストの軽減が期待されます。
測量作業風景
1.現場における機器の設置状況
機器(イメージング機能搭載トータルステーションとCS30)を作業現場に設置し、CS30でイメージング機能搭載トータルステーションをコントロールすると、トータルステーションのビデオデータがCS30に表示される。この状態からCS30からインターネット接続を行う。CS30の画面をタップするとタップした方向に器械が自動旋回する。
2.離れた場所からの遠隔測量作業
オフィスにいる測量技術者はインターネット経由でCS30にアクセスし、イメージング機能搭載トータルステーションのビデオ画像を見ながら、測量ポイントに器械を向けて、測量作業を行う。オフィスにおいてPC上に表示されるCS30の画面を使用して現場にいるのと同様な作業を行う事が可能になる。
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