www.engineering-japan.com
07
'23
Written on Modified on
DMG MORI News
DMG 森精機 伊賀事業所 国内最大 自家消費型太陽光発電システム
DMG 森精機株式会社 は、DMG MORI グループ最大の生産拠点である伊賀事業所(三重県) の工場棟屋根に、太陽光パネルの設置面積約 130,000 m²、パネル容量約 13,400kW(13.4MW)の自家消費型 として国内最大となる。
第 1 期の発電を開始した伊賀事業所の太陽光発電パネル今後、2024 年 2 月より第 2 期として約 5,200kW(5.2MW)、2024 年 12 月より第 3 期として約 2,800kW (2.8MW)、合計約 13,400kW(13.4MW)の太陽光発電を開始する予定です。第 3 期の発電開始後の年間 発電量は 14 百万 kWh(14,000MWh)で、伊賀事業所の年間電力需要量の約 30%を賄います。
今回導入する太陽光発電システムは、テス・エンジニアリング株式会社(大阪市淀川区)が提供するオンサイト PPA*2 モデルを採用し、発電する電力は全て自家消費いたします。これにより、年間約 5,300 トンの CO2 排出量を削減することができます。
太陽光発電システムを導入することで、電力需要の変動や燃料問題に左右されない長期にわたる安定電源 を確保し、事業の継続と再生可能エネルギーによる CO2 排出量の削減を実現します。当社では、持続可能な 社会を目指し、カーボンニュートラルや資源循環型の社会に向けた、さまざまな取り組みを行っています。再生 可能エネルギーの活用においては、2020 年 4 月より東京グローバルヘッドクォータ、2021 年 4 月より伊賀事業 所、また 2021 年 11 月より奈良事業所にて CO2 フリー電力の購入を開始し、国内の全ての拠点で CO2 フリー 電力を使用しています。
さらに、2022 年 5 月には、伊賀事業所にて、カーボンニュートラルの特性を持つ木質 チップを燃料とする、CO2 排出量実質ゼロのバイオマス熱電併給システムが稼働しています。また、太陽光発電 については、2022 年 11 月からアメリカのデービス カリフォルニア工場で発電を開始し、2025 年 2 月には奈良 事業所でも発電を開始する予定です。
実際の CO2 排出量削減への取り組みを加速する一方で、自社の活動により削減できない CO2 排出量に 関して、国際的に認定された持続可能な気候保護プロジェクトへ出資することでオフセットし、2021 年より グローバルで生産する全商品の部品調達から商品出荷までの工程においてカーボンニュートラルを達成しまし た。当社が出荷する機械には全世界で 2021 年からカーボンニュートラルな体制で生産された商品を表す 「GREENMACHINE」マークが付いています。
今後も再生可能エネルギーの活用拡大を図るとともに、CO2 排出量の削減を加速し、カーボンニュートラルな 社会の構築に貢献してまいります。
www.dmgmori.com