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ユニバーサルロボット、ハイオスの電動ドライバーをUR+製品として認証

ユニバーサルロボット が開発・製造する電動ドライバー「BLF/PGFシリーズ」を、ユニバーサルロボット製協働ロボット(以下「URロボット」)の周辺機器プラットフォーム「UR+」製品として認証したことを発表します。

ユニバーサルロボット、ハイオスの電動ドライバーをUR+製品として認証
ハイオスの電動ドライバーを取り付けたURロボット

ハイオスの電動ドライバー「BLF/PGFシリーズ」は、メカニカルクラッチとブラシレスモーターを採用した自動機用ドライバーです。安定したトルク精度で、常に均一なねじ締め品質を保ちます。コストを抑えたメカニカルクラッチ方式ながら、データ出力機能を搭載し、ねじ締め結果を記録できるほか、正しく締まったかどうかの合否判定が可能です。

BLFシリーズの出力トルク範囲は0.03-2.5N・m、PGFシリーズの出力トルク範囲は 0.2-2.8 N・mで、液晶ディスプレイなどの電子機器、弱電家電製品やカーナビ、ヘッドライト等車載製品のねじ締めに最適です。また、緩め作業も可能なので、リサイクル作業にも適しています。

UR+製品として認証されたことで、電動ドライバーの設定もURロボットのティーチペンダントを介して簡単に行えるようになります。また、URロボット内蔵の力覚センサ(フォーストルクセンサ)がねじ締めで人のような推し付けを実現し、推し付けが強すぎてねじや対象物を破壊したり、弱すぎて締め付け不足やねじと工具先端が離れるといった不具合を防ぎます。

UR+は、URロボットとプラグ&プレイで使える周辺機器のプラットフォームです。ロボットアームの仕様やインターフェースをオープンにし、それらに準拠するエンドエフェクタ、カメラ、センサなどの周辺機器をデベロッパが開発します。URによる検証、認証を経てデベロッパがUR+製品として販売します。UR+製品は、URロボットのティーチペンダントを通して設定できるため、ユーザーやSIerがロボットのシステムインテグレーションの構築にかかる時間や費用を削減できます。2022年末時点で400以上の製品がUR+製品として認証されています。

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