www.engineering-japan.com
21
'23
Written on Modified on
Mitsubishi Electric News
三菱電機 ビル用マルチエアコン室内機を新開発
コンパクト<システム天井対応タイプ>の消費電力を大幅に削減し、ZEBの普及に貢献。
三菱電機株式会社は、ビル用マルチエアコン室内ユニットの新製品として、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の普及に向けて、室内ユニットの消費電力を従来品比で最大66%削減した小型の「天井カセット形4方向吹出し<システム天井対応タイプ>」を2023年6月に発売します。据付・メンテナンス性を向上させて作業負荷低減にも貢献します。
事務所ビルや商業施設で消費されるエネルギーは空調機器によるものが大半で、ZEBの普及に向けては、空調機器の省エネ性のさらなる向上や室内の大きさに応じた機種選定のしやすい製品が求められています。また、節電の観点から、エリアの全体空調よりも、在室者がいるエリアに合わせたパーソナル空調の考え方が浸透し始めています。
この度、三菱電機はコンパクトな「天井カセット式4方向送風(システム天井対応タイプ)」に、空気抵抗を低減した室内用ターボファンと高効率DCファンモーターを新たに採用。これにより、エネルギー効率がさらに向上し、ZEBの普及に貢献します。 また、人感ムーブアイを搭載した「ムーブアイコーナーパネル」(別売)を装着することで、360°センシングで人や床温を検知し、温度ムラをなくし、パーソナル空調をサポートします。 また、化粧パネル取付時にユニットとパネルを仮止めする「仮止めフック」の採用により、取付作業が簡略化され、「ドレンパン点検窓」の取付により、化粧パネルを外さずに汚れ具合を確認することができます。 ドレンパン。 2024年4月から労働時間の上限が適用される建設業において、機器設置時の設置・保守のしやすさを向上させ、設置・保守時の工数削減に貢献します。
www.mitsubishielectric.com