www.engineering-japan.com
Seco Tools

セコ・ツールズは地球環境の持続可能性な未来に向かって動き、リサイクル可能なパッケージに切り替えています

セコ・ツールズは、2030 年までに 90% を再利用循環させ、2050 年までにカーボンニュートラル達成という野心的な目標を掲げています。リサイクル素材で作られた製品パッケージに変更することで、地球環境の持続可能性に向けて大きな一歩を踏み出します。「地球環境の持続可能なビジネスを実現するには、経済的、環境的、社会的責任を持って行動する一方、セコ・ツールズのバリューチェーン(企業活動の付加価値連鎖)において地球環境の持続可能性を統合することで生じるビジネスチャンスを活用する必要があると考えています。」 セコ・ツールズ のサステナビリティ & EHS(環境・衛生・安全管理)の責任者の Maria Blomqvist はこのように述べています。


今回の行動は、地球環境の持続可能性を考慮した業務を、積極的かつ構造化された方法で継続的に推進するための取り組みの一環です。セコ・ツールズでは、可能な限り多くの素材をリサイクルして、製造プロセスの効率を向上することを目指しています。こうした取り組みの効果は、継続的に廃棄物を削減し、エネルギーと水資源の消費を削減するという効果が得られます。「セコ・ツールズが目指しているのは、責任ある製品供給企業として認知され、地球環境の持続に関して断固たる対応をすることです。 その一環として、製品パッケージとパッケージ材料を、リサイクルされた原材料で製造し、地球環境持続性に有効なパッケージに変更します。」 製品パッケージ担当マネージャーの Eva Söderberg はこのように述べています。「地球環境の持続可能性は、セコ・ツールズの利益的効果方針のすべてに組み込まれており、セコ・ツールズのビジョンの一部を形成しています。セコ・ツールズは持続可能性への取り組みを導く目標に従います。私たちは業界で持続可能性の価値観的行動の模範となることを目指し、資源再生可能型経済への移行を推進することで循環性を高め、自然環境や気候変動への影響を減らし、安全確保を最優先します。 なぜならば、従業員はセコ・ツールズにとって最も貴重なリソースであるためです。」

新たな製品パッケージ採用での廃棄物の削減
従来の 2008 年以来使用されていた非リサイクル素材パッケージが、新しい地球環境の持続可能なインサート用のリサイクル素材パッケージに変更されます。新しいパッケージは、主に家庭から廃棄されたプラスチックから得られるリサイクル素材で作られており、今後はリサイクルプラスチックの使用率増加は、セコ・ツールズが 2030 年までに 90% の資源再循環性という目標を達成するのを助けながら、炭素排出量を削減することによって地球環境の持続可能性を改善します。

2021 年には、インサートパッケージに使用される非リサイクルプラスチックは約 122 toのプラスチックが使用され、約 173 ton の CO2 が排出され、ソリッド工具パッケージでは約 35 ton の CO2 が排出されました。短期目標として 2023 年までに、製品パッケージに使用される総使用量の 14 % に相当する 17 ton をリサイクル可能な素材に変更することです。2024 年には、その量は 99 ton または 81 % に達します。セコ・ツールズは、非リサイクル素材をリサイクル素材に変更することで、 2021 年までに 131 ton の CO2 排出量を削減します。

リサイクル素材の導入によって、インサートケースの色が白から濃いグレーに変わりますが、地球環境の持続可能性の観点からすると、非常に効果的です。

リサイクル素材を 100% 使用したパッケージボックス
これまで、セコ・ツールズはダンボール製のボックスを使用しており、白いダンボール古紙を重ねたものでした。 これは、製造時に廃棄物を生成し、地球環境に有害な漂白プロセスを必要とする素材です。セコ・ツールズが使用する白い箱に使用されるリサイクル素材の全体の平均割合は 77.2% であり、新しい茶色の箱は 100% リサイクル素材で構成されます。

セコ・ツールズの アジアパシフィックディストリビューションセンター (ADC) では 77.2% のリサイクル素材で作られた箱から 100% のリサイクル素材で作られた新しい箱に移行します。セコ・ツールズの アメリカディストリビューションセンター (UDC) では、リサイクル素材の使用比率が 20% から 100% に変わります。さらに、中国ディストリビューションセンター (SDC) では、白の再生紙から茶色の再生紙に移行し、地球環境に有害な漂白プロセスは完全に排除されます。

そして 2020 年以降、ボックス内の充填材にはプラスチック製気泡シートではなく紙の充填材が使用されていました。そして今後の茶色のボックスへの変更に伴い、セコ・ツールズのロゴの印字が黒色に変更されることで、白いボックスに青色のロゴを印字する場合に比べ、地球環境への影響に優しいものとなります。「毎年、パッケージから大量の廃棄物が発生しており、セコ・ツールズの目標はその悪循環を断ち切ることです。セコ・ツールズは、パッケージが再生循環型の地球環境持続可能な経済活動の一部であることを望んでいます。セコ・ツールズは、ビジネスが地球環境の持続可能性の目標を確実に達成できるように、常に新しい方法や材料およびプロセスを探求しています。」と Maria Blomqvist は述べています。


セコ・ツールズは地球環境の持続可能性な未来に向かって動き、リサイクル可能なパッケージに切り替えています
Seco New Sustainable Packaging for Inserts

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)