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28
'23
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Yokogawa News
横河電機、実験データや研究リソースをクラウド上で統合管理を実現する「OpreX Informatics Manager」を提供開始
新しいプラットフォームは、OpreX Connected Intelligence ラインナップの一部として、ライフサイエンスおよび化学研究における実験データを統合および管理します。
OpreX Informatics Manager 管理者用ダッシュボード横河電機株式会社は、OpreX™ Connected Intelligenceのラインアップとして、ライフサイエンスや化学などの研究における実験データを統合管理する新たなプラットフォーム「OpreX Informatics Manager」を開発しましたのでお知らせします。本製品はドキュメント管理機能、プロジェクト管理機能、スキル管理機能、スケジュール管理機能などをもち、研究リソースの効率的な管理とラボオートメーションを支援します。発売は7月下旬の予定です。
開発の背景
研究開発の現場ではさまざまな実験や検証に関連するデータが文書化されます。以前はこれらのデータは研究室内で紙に記録されてきましたが、品質に対する要求の高度化などにより、電子化とデータの利活用、生産・品質保証など他部門への共有が望まれています。従来のラボラトリー・インフォマティクス・システムでは、他部門との情報共有のためには品質情報管理システム(LIMS)、電子ラボノート(ELN)、製造実行管理システム(MES)など他のさまざまなシステムと連携させる必要がありました。今回、当社はライフサイエンス分野向けの実験装置、医薬品生産・品質管理ソリューションを提供してきた実績と、各種業界でのシステムインテグレータとしてのノウハウをもとに、一つのシステムで情報を統合管理し、ラボの自動化を支援する本製品を開発しました。
新製品の特長
情報のクラウド上での統合管理により情報共有が容易に
ドキュメント管理機能を通して、全てのデータやドキュメントと関連情報を統合します。文書や図の作成、インポート、バージョン管理、文書承認ワークフローを実行し、クラウド上に保存します。また、実験・検査データごとに参考文献、規格文書などを紐づけて管理することも可能です。これにより全てのタスクのデータの電子化を実現し、研究開発部門だけではなく、生産、品質管理、品質保証などの部門間での情報の連携が実現できます。レポート機能により、さまざまなデータをリスト化し、必要に応じてエクスポート、印刷することもできます。また、クラウドのセキュリティ対策として、多段階のユーザー認証、データの自動バックアップ、マイクロサービスによるセキュリティ連携などを導入しています。
ヒト・モノ・プロジェクトのリソース管理が可能
プロジェクト管理およびタスク管理機能により、実験、標準手順、文書化の各タスクの実行を管理します。実行時には個人の保有スキルやスケジュールの空き状況に応じて管理者はユーザーに対して各タスクの依頼を行います。依頼するタスクと使用する機器、試薬、検体の情報を紐づけることで、リソース使用の最適化を支援します。管理者はダッシュボードで、ユーザーの各タスクの進捗状況を簡単に管理できます。また監査証跡として、いつ、誰が、どのようなことを行ったのかをシステムレベル、プロジェクトレベル、タスクレベルで管理し、リスト化することが可能です。
ユーザーのスキルに応じた担当者のアサイン
ワークフローのカスタマイズとテンプレート化が可能
本製品は規定のテンプレート運用またはカスタマイズ運用が可能です。さまざまな研究開発の現場で求められている柔軟な運用ができ、業務の標準化を支援します。WordやExcelファイルなどのインポート・エクスポートにより、各種の実験方法、手順、ドキュメントやワークフローのテンプレートを簡単に作成できます。ワークフローに変更が生じた場合は、各手順をブロック化し、ドラッグ&ドロップによる簡便な操作で画面やワークフローをカスタマイズできます。テンプレートは版管理され、アップデートされた場合は最新版がテンプレートリストに表示されます。
主な市場
医薬品、食品、化学、ライフサイエンス、石油化学など
用途
ドキュメント管理、プロジェクト管理、スキル管理、タスク管理、在庫管理など
OpreXとは
OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation 、OpreX Control 、OpreX Measurement 、OpreX Execution 、OpreX Lifecycle の5つのカテゴリーから成り立ち、新製品の「OpreX Informatics Manager」は、Oprex Transformationを構成する製品・ソリューション群の一つであるOpreX Connected Intelligenceに属します。OpreX Transformationは、企業全体を俯瞰し、生産・サプライチェーンから経営を含む、卓越したオペレーションを実現する中核となる包括的ソリューションを意味します。
本製品は規定のテンプレート運用またはカスタマイズ運用が可能です。さまざまな研究開発の現場で求められている柔軟な運用ができ、業務の標準化を支援します。WordやExcelファイルなどのインポート・エクスポートにより、各種の実験方法、手順、ドキュメントやワークフローのテンプレートを簡単に作成できます。ワークフローに変更が生じた場合は、各手順をブロック化し、ドラッグ&ドロップによる簡便な操作で画面やワークフローをカスタマイズできます。テンプレートは版管理され、アップデートされた場合は最新版がテンプレートリストに表示されます。
主な市場
医薬品、食品、化学、ライフサイエンス、石油化学など
用途
ドキュメント管理、プロジェクト管理、スキル管理、タスク管理、在庫管理など
OpreXとは
OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation 、OpreX Control 、OpreX Measurement 、OpreX Execution 、OpreX Lifecycle の5つのカテゴリーから成り立ち、新製品の「OpreX Informatics Manager」は、Oprex Transformationを構成する製品・ソリューション群の一つであるOpreX Connected Intelligenceに属します。OpreX Transformationは、企業全体を俯瞰し、生産・サプライチェーンから経営を含む、卓越したオペレーションを実現する中核となる包括的ソリューションを意味します。
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