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09
'23
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Universal Robots News
ユニバーサルロボットの協働ロボットをマンダムが導入
化粧品、香水、医薬部外品の製造・販売を行うマンダムは、サンプル品の瓶詰め工程にUR社の協働ロボットを導入したと発表した。
マンダム 福崎工場の試供品ボトル詰め工程
マンダムの福崎工場(兵庫県福崎町)では、人手不足に対応すべく無人化ラインの構築を検討していました。専用機では汎用性に乏しく、従来型の産業用ロボットでは安全柵の設置や専門的なプログラムスキル習得など課題があり、設置環境の自由度とプログラミングの容易性から協働ロボットの導入を試みることになりました。第1弾の自動化ラインとして、小容量のボトル詰め工程が選ばれました。
URロボットが選定されたのは、数ある協働ロボットの中で最も直感的にプログラミングでき使いやすかったことと、海外にも多くの製造拠点を持つ同社にとって今後の海外展開もしやすいことが評価されたためです。
自動化ラインの構築の結果、マンダムは外部委託していた一部のボトル製品の製造を自社の無人ラインで対応できるようになり、外注費用の削減ができました。さらに自社でライン構築ができる技術力を獲得したことから、今後は多品種小ロット生産の特性を活用したライン稼働率の向上や、同じ設備を海外工場に展開することを検討しています。
マンダムにおけるURロボットの稼働
現在、マンダム福崎工場では試供品ボトルの中栓装着からキャップ締め、印字や検査工程への搬送、パレタイジングまでの一連の工程で計5台のURロボットが稼働しています。
まず、5kg可搬のURロボット「UR5e」がフィーダから送られてくるボトルをピックし、ターンテーブルにセットします。その後、ボトルに液体が注入されると、別のUR5eが中栓を装着します。ここではURロボット内蔵の力覚センサであるフォース機能を活用し、ロボットが中栓をボトルにまっすぐ挿入し、しっかりと打栓したことを確認します。次に、3kg可搬の「UR3e」がキャップの供給と締付を行います。キャップ締めでは、先端軸が無限回転するUR3eの特長が大いに活用されています。
先端軸が無限回転するUR3eをキャップ締めに使用
その後、ターンテーブルに取り付けられたセンサがキャップの置き具合を判別し、UR5eが良品判定されたボトルを後工程に搬送します。最後に、別のUR5eが重量測定後の製品をインクジェットプリンタで印字させ、検査後コンテナにパレタイジングしています。グリッパは、URロボットとシームレスに接続できるUR+製品、Robotiq社の電動グリッパとSchmalz社の真空グリッパが活用されています。
マンダムの福崎工場(兵庫県福崎町)では、人手不足に対応すべく無人化ラインの構築を検討していました。専用機では汎用性に乏しく、従来型の産業用ロボットでは安全柵の設置や専門的なプログラムスキル習得など課題があり、設置環境の自由度とプログラミングの容易性から協働ロボットの導入を試みることになりました。第1弾の自動化ラインとして、小容量のボトル詰め工程が選ばれました。
URロボットが選定されたのは、数ある協働ロボットの中で最も直感的にプログラミングでき使いやすかったことと、海外にも多くの製造拠点を持つ同社にとって今後の海外展開もしやすいことが評価されたためです。
自動化ラインの構築の結果、マンダムは外部委託していた一部のボトル製品の製造を自社の無人ラインで対応できるようになり、外注費用の削減ができました。さらに自社でライン構築ができる技術力を獲得したことから、今後は多品種小ロット生産の特性を活用したライン稼働率の向上や、同じ設備を海外工場に展開することを検討しています。
マンダムにおけるURロボットの稼働
現在、マンダム福崎工場では試供品ボトルの中栓装着からキャップ締め、印字や検査工程への搬送、パレタイジングまでの一連の工程で計5台のURロボットが稼働しています。
まず、5kg可搬のURロボット「UR5e」がフィーダから送られてくるボトルをピックし、ターンテーブルにセットします。その後、ボトルに液体が注入されると、別のUR5eが中栓を装着します。ここではURロボット内蔵の力覚センサであるフォース機能を活用し、ロボットが中栓をボトルにまっすぐ挿入し、しっかりと打栓したことを確認します。次に、3kg可搬の「UR3e」がキャップの供給と締付を行います。キャップ締めでは、先端軸が無限回転するUR3eの特長が大いに活用されています。
先端軸が無限回転するUR3eをキャップ締めに使用
その後、ターンテーブルに取り付けられたセンサがキャップの置き具合を判別し、UR5eが良品判定されたボトルを後工程に搬送します。最後に、別のUR5eが重量測定後の製品をインクジェットプリンタで印字させ、検査後コンテナにパレタイジングしています。グリッパは、URロボットとシームレスに接続できるUR+製品、Robotiq社の電動グリッパとSchmalz社の真空グリッパが活用されています。
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