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Igus News
イグス、3Dプリント製品の寿命計算サービスを提供
このサービスにより、ユーザーは製品寿命を予測したトータルコストで製品を検討することができるため、より適切な樹脂素材の選択が可能となります。
イグス株式会社は、オンライン3Ⅾプリントサービスに製品寿命の予測計算ツール機能を追加しました。
従来のオンライン3Ⅾプリントサービスに製品寿命の計算ツールを統合
イグスでは、ユーザーが希望するオリジナルの耐摩耗性部品をWeb上で注文できるオンライン3Dプリントサービスを無料で公開しています。本サービスでは、対象製品のSTEP/STPファイルをウェブサイトにアップロードすることにより、個別の要件を満たす部品から少量部品まで、特殊部品を3Dプリントで製造します。フィラメントやレーザー焼結パウダー、液状レジンにラピッドツーリングを組み合わせるなど、幅広い選択肢の素材とプロセスを用いて、用途に合わせた部品を製造することが可能です。また、コストや納期に関してもオンライン上で確認することができます。
今回、オンライン3Ⅾプリントサービスに製品寿命の予測計算ツールを統合させました。各部品の価格だけでなく製品寿命が分かることにより、ユーザーは採算性についても検討可能となります。対象部品の摺動部を選択し、使用方法のパラメータをいくつか入力するだけで、オンライン3Ⅾプリントサービスが自動的に製品寿命を予測計算します。
ドイツにある450機の試験設備にて実施した約11,000件の試験データを使用
製品寿命の予測は、イグスの3,800平方メートルにおよぶ研究施設で実施した試験結果のデータに基づいています。450機の試験設備を使用し、毎年11,000件の摩耗試験を行っており、イグリデュールを使用した3Dプリント部品は、他の3Ⅾプリント素材を使用した場合と比べて最大50倍製品寿命が長くなるという試験結果が得られています。イグスでは、あらゆる業界のお客様に対して、4種類のレーザー焼結材料、10種類のトライボフィラメント、新製品のイグリデュールi3000 3D プリント用レジンの他に、射出成形用に50種類以上のイグリデュール素材を提供しております。
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