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07
'24
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Rohde & Schwarz
ローデ・シュワルツの5G RedCapテストソリューションがGTI Award 2024を受賞
R&S CMX500無線機テスタがRedCapに対する初期の研究開発から認証・適合性までのテストをサポートした点が評価され、ローデ・シュワルツはGTI Awards 2024のInnovative Breakthrough in Mobile Technology Awardを受賞しました。
R&S CMX500 OBTは、研究開発から認証・適合性試験にいたるまでのRedCapテストを容易にしたことがGTIから評価されました。
Mobile World Congress開催中に行われたこのGTI Awardの表彰は、幅広い市場セグメントにおいて業界に見られた5G開発の功績と成果をたたえるものです。
GTI Awardは、TD-LTEおよび5G NRネットワークとそのサービスの商用化を力強くサポートしてきた世界の大手通信事業者が組織するGlobal TD-LTE Initiative(GTI)によって授与されます。同賞の一つInnovative Breakthrough in Mobile Technology Award〔モバイル技術における革新的ブレークスルー賞〕は、そのタイトルが示す趣旨に技術がどれほど合致するかに基づいて与えられるものです。R&S CMX500 OBTは、RedCap(Reduced Capability)の研究開発から認証・適合性テストにいたるテスト・ニーズについて、GTI加盟事業者がこれらのテストを容易に行えるようにした点に加え、革新性やメリット、市場におけるポテンシャル、持続可能性、影響力も合わせて評価されました。この評価によって、5G RedCapの全ライフサイクルに対応したローデ・シュワルツの最新テストソリューションであるR&S CMX500ワンボックス・テスタ(OBT)が同賞を受賞したのです。
RedCapは3GPPリリース17において5Gの機能縮小版として規定された5G技術であり、5G eMBBに比べて大幅に低コストです。データスループットはそれほど大きくありませんが、低消費電力で複雑さを抑制できるうえ、多数のデバイスをサポート可能な点が特徴となっています。そのため、IoTアプリケーションには特に魅力的です。
R&S CMX500 OBTを使えば、研究開発や認証およびコンフォーマンス・テストにおいて、3GPP 5Gリリース17が規定するRedCapのさまざまな側面を検証可能です。ネットワークのアクセス制限や帯域幅部分(BWP)とその切替え、パワーセーブをはじめとするプロトコル・シグナリング・プロシージャに対応しています。さらに同プラットフォームは、レガシー・ネットワークにおいてもRedCap端末機器の適切な動作を検証できるように改良されています。
2024年2月27日にMWC Barcelonaで行われた授賞式に臨んだローデ・シュワルツのモバイル無線機テスタ担当の上級副社長Christoph Pointnerは次のように述べています。「当社のR&S CMX500ワンボックス・シグナリング・テスタが、5G RedCap技術を包括的にサポートする点が評価され、栄えあるGTI賞をいただけたことを大変光栄に思います。今回の受賞は、モバイル通信テストの限界を押し広げて、ネットワーク事業者や機器メーカーの多様なニーズに応えながら、新技術への道を切り開いていくという当社のひたむきな努力の証となりました」。
ローデ・シュワルツのRedCapテストについて詳しくは、をご覧ください。
www.rohde-schwarz.com
Mobile World Congress開催中に行われたこのGTI Awardの表彰は、幅広い市場セグメントにおいて業界に見られた5G開発の功績と成果をたたえるものです。
GTI Awardは、TD-LTEおよび5G NRネットワークとそのサービスの商用化を力強くサポートしてきた世界の大手通信事業者が組織するGlobal TD-LTE Initiative(GTI)によって授与されます。同賞の一つInnovative Breakthrough in Mobile Technology Award〔モバイル技術における革新的ブレークスルー賞〕は、そのタイトルが示す趣旨に技術がどれほど合致するかに基づいて与えられるものです。R&S CMX500 OBTは、RedCap(Reduced Capability)の研究開発から認証・適合性テストにいたるテスト・ニーズについて、GTI加盟事業者がこれらのテストを容易に行えるようにした点に加え、革新性やメリット、市場におけるポテンシャル、持続可能性、影響力も合わせて評価されました。この評価によって、5G RedCapの全ライフサイクルに対応したローデ・シュワルツの最新テストソリューションであるR&S CMX500ワンボックス・テスタ(OBT)が同賞を受賞したのです。
RedCapは3GPPリリース17において5Gの機能縮小版として規定された5G技術であり、5G eMBBに比べて大幅に低コストです。データスループットはそれほど大きくありませんが、低消費電力で複雑さを抑制できるうえ、多数のデバイスをサポート可能な点が特徴となっています。そのため、IoTアプリケーションには特に魅力的です。
R&S CMX500 OBTを使えば、研究開発や認証およびコンフォーマンス・テストにおいて、3GPP 5Gリリース17が規定するRedCapのさまざまな側面を検証可能です。ネットワークのアクセス制限や帯域幅部分(BWP)とその切替え、パワーセーブをはじめとするプロトコル・シグナリング・プロシージャに対応しています。さらに同プラットフォームは、レガシー・ネットワークにおいてもRedCap端末機器の適切な動作を検証できるように改良されています。
2024年2月27日にMWC Barcelonaで行われた授賞式に臨んだローデ・シュワルツのモバイル無線機テスタ担当の上級副社長Christoph Pointnerは次のように述べています。「当社のR&S CMX500ワンボックス・シグナリング・テスタが、5G RedCap技術を包括的にサポートする点が評価され、栄えあるGTI賞をいただけたことを大変光栄に思います。今回の受賞は、モバイル通信テストの限界を押し広げて、ネットワーク事業者や機器メーカーの多様なニーズに応えながら、新技術への道を切り開いていくという当社のひたむきな努力の証となりました」。
ローデ・シュワルツのRedCapテストについて詳しくは、をご覧ください。
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