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08
'24
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Rohde & Schwarz
クリックレート解析機能を備えたR&S EPL1000 EMIテスト・レシーバ、費用対効果に優れたソリューションとしてCISPR 14-1適合性テストに最適
R&S EPL1000 EMIテスト・レシーバは同クラスとして最もお手頃な価格ながら、デバイス開発企業でもコンフォーマンスのテストハウスでも、最高30 MHzまでのEMIコンプライアンスのための測定を高速かつ高確度に高い信頼性のもとで行えます。
オプションのR&S EPL1-K59を使うと、研究開発とコンプライアンス・テストのいずれにも適した、使いやすく高性能なクリックレート解析機能を追加できます。
そのR&S EPL1000に、家電製品や電動工具に義務付けられている最新版CISPR 14-1:2020に準拠したクリックレート測定機能を追加しました。
さまざまな一般家庭用機器の電磁放射は、30 MHzまでの伝導試験を求めるCISPR 14-1に準拠しなければなりません。これに対し、R&S EPL1000 EMIテスト・レシーバは、すべての要件を満たすうえ、バンドAおよびバンドBの周波数に対するCISPRテスト手順に準拠しており、価格も魅力的なものとなっています。
さらに、新しいR&S EPL1-K59クリックレート・アナライザ・オプションを使えば、CISPR 14-1と日本の電気用品安全法の要件に即したクリックレート測定が行えます。これらの測定は、調理機器やエアコン、洗濯機といったスイッチング動作をともなう家電製品や電動工具に義務付けられています。スイッチング動作によって、断続的な妨害波(クリック)やスパイク状のエミッションを引き起こす可能性があるからです。
R&S EPL1000は、従来のシーケンシャルな周波数スキャンと高速FFTベースのタイムドメイン・スキャンの両方をサポートしており、CISPRのバンドAおよびバンドB規格に準拠した測定をワンショットで行うことができます。最新のCISPR 14-1第7版では、CISPR バンドBの4つの周波数についてクリックレートを個別に計算するように求めています。R&S EPL1-K59を使用すれば、R&S EPL1000によってこの周波数4つをすべて並行して測定でき、各周波数を順次測定する他のEMIアナライザよりも4倍速く結果を評価可能です。
R&S EPL1000は合否判定式のコンプライアンス・テストに加えて、開発作業中のトラブルシューティングにも最適です。開発やデバッグにあたって、何時間もかかるような測定を数秒で評価できるうえ、設定や測定値を保存しておけば、後からそれを呼び出して解析することが可能です。後処理のために、データをエクスポートすることもできます。また、ズームインやマーカーなどの機能は、ユーザーが個々のクリックの値を調べたり、標準的なクリック解析よりさらに踏み込んで時間差やレベル差を簡単に測定するのにも役立ちます。
R&S EPL1000は、クリックレートの測定/解析機能を含め、CISPR 16-1-1(CISPR14-1が参照する)に完全に準拠しています。各ベースユニットの標準校正証明書に加えて、EMCテストハウスに求められているようなCISPR 16-1-1準拠の定義によるパルスを使用したクリックレート検査証もご用意しています。
この新しい R&S EPL1-K59 クリックレート・アナライザ・オプションは、今すぐローデ・シュワルツから購入いただけます。また、3月12~14日にドイツ・ケルンで開催の展示会EMV 2024では、ホール11.1・小間番号106の展示ブースにおいて直接ご覧になれます。R&S EPL1000 EMIテスト・レシーバについて詳しくは をご確認ください。
www.rohde-schwarz.com
そのR&S EPL1000に、家電製品や電動工具に義務付けられている最新版CISPR 14-1:2020に準拠したクリックレート測定機能を追加しました。
さまざまな一般家庭用機器の電磁放射は、30 MHzまでの伝導試験を求めるCISPR 14-1に準拠しなければなりません。これに対し、R&S EPL1000 EMIテスト・レシーバは、すべての要件を満たすうえ、バンドAおよびバンドBの周波数に対するCISPRテスト手順に準拠しており、価格も魅力的なものとなっています。
さらに、新しいR&S EPL1-K59クリックレート・アナライザ・オプションを使えば、CISPR 14-1と日本の電気用品安全法の要件に即したクリックレート測定が行えます。これらの測定は、調理機器やエアコン、洗濯機といったスイッチング動作をともなう家電製品や電動工具に義務付けられています。スイッチング動作によって、断続的な妨害波(クリック)やスパイク状のエミッションを引き起こす可能性があるからです。
R&S EPL1000は、従来のシーケンシャルな周波数スキャンと高速FFTベースのタイムドメイン・スキャンの両方をサポートしており、CISPRのバンドAおよびバンドB規格に準拠した測定をワンショットで行うことができます。最新のCISPR 14-1第7版では、CISPR バンドBの4つの周波数についてクリックレートを個別に計算するように求めています。R&S EPL1-K59を使用すれば、R&S EPL1000によってこの周波数4つをすべて並行して測定でき、各周波数を順次測定する他のEMIアナライザよりも4倍速く結果を評価可能です。
R&S EPL1000は合否判定式のコンプライアンス・テストに加えて、開発作業中のトラブルシューティングにも最適です。開発やデバッグにあたって、何時間もかかるような測定を数秒で評価できるうえ、設定や測定値を保存しておけば、後からそれを呼び出して解析することが可能です。後処理のために、データをエクスポートすることもできます。また、ズームインやマーカーなどの機能は、ユーザーが個々のクリックの値を調べたり、標準的なクリック解析よりさらに踏み込んで時間差やレベル差を簡単に測定するのにも役立ちます。
R&S EPL1000は、クリックレートの測定/解析機能を含め、CISPR 16-1-1(CISPR14-1が参照する)に完全に準拠しています。各ベースユニットの標準校正証明書に加えて、EMCテストハウスに求められているようなCISPR 16-1-1準拠の定義によるパルスを使用したクリックレート検査証もご用意しています。
この新しい R&S EPL1-K59 クリックレート・アナライザ・オプションは、今すぐローデ・シュワルツから購入いただけます。また、3月12~14日にドイツ・ケルンで開催の展示会EMV 2024では、ホール11.1・小間番号106の展示ブースにおいて直接ご覧になれます。R&S EPL1000 EMIテスト・レシーバについて詳しくは をご確認ください。
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