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Rohde & Schwarz

ローデ・シュワルツが最高50 GHzまでの位相雑音解析とVCO測定に特化したR&S FSPN50を発売

ローデ・シュワルツは、R&S FSPN位相雑音アナライザ/VCOテスタの最新モデルによって、これまで最高26.5 GHzであった測定周波数レンジを50 GHzにまで拡張します。

ローデ・シュワルツが最高50 GHzまでの位相雑音解析とVCO測定に特化したR&S FSPN50を発売
R&S FSPN50では、最高50 GHzまでの位相雑音解析とVCO測定が可能になりました。

ローデ・シュワルツは、どのR&S FSPN モデルにおいても位相雑音解析と電圧制御発振器(VCO)測定に特化した機能を丁寧に実装することで、優れた価格性能比を実現してきました。これらR&S FSPNでは、周波数シンセサイザやVCO、OCXO、DROといった発振器の特性を評価するための高確度な測定と高速測定の両方に対応しています。テストの高速化と高確度化はトレードオフの関係にあるため、用途に応じてユーザーが最適な設定を選べるようにしています。そのため、このR&S FSPNは生産テストのみならず、発振器開発における多くニーズや要件にも応えられる最適なソリューションとなっています。

今回の新しいR&S FSPN50モデルは、現行の8 GHzおよび26.5 GHzモデルを補完するように1 MHz~50 GHzの周波数範囲をカバーします。高品質な発振器を開発・製造するエンジニアにとって、このR&S FSPN50があれば26.5~40 GHzのKaバンド、36~46 GHzのQバンド、50 GHzまでのLower Vバンドのアプリケーションに対応できます。これらの周波数の代表的なアプリケーションには、民間向けのポイント・ツー・ポイントなワイヤレス通信およびマイクロ波通信システムや高スループットな衛星サービスを含めた衛星通信のほか、50 GHzまでで動作する軍事衛星と通信システム、近距照準レーダーなどがあり、21.84~50.20 GHzという実質的に5G FR2のすべての周波数域が対象となります。

R&S FSPNの優れた位相雑音感度は、リアルタイム相互相関を可能にする2つの低雑音な内蔵発振器によるものです。精度を高めるために相関の数を増やすことも、あるいは速度を上げるために減らすことも可能です。現時点の相互相関感度ゲインが、現時点のトレース結果と合わせてリアルタイムに表示されます。位相雑音と振幅雑音が独立して同時に測定されるため、測定速度を損なうことなく位相雑音性能の優れた解析結果と問題の原因特定に直接つながる情報の両方を得ることができるのです。また3つの低雑音DC電源により、高確度なVCO測定も可能です。そのうえVCOにとどまらず、OCXOやDRO技術も測定でき、簡単なリモート制御と生産の自動化が行えるようにSCPIコマンド・シーケンスの自動記録にも対応しています。

最高50 GHzに対応した新しいR&S FSPN50位相雑音アナライザ/VCOテスタは、今すぐローデ・シュワルツより購入いただけます。詳しくは をご覧ください

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お問い合わせ:
欧州(本社):Christian Mokry(電話:+49 89 4129 13052、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.
北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com
アジア太平洋地域:Sze Ming Ng(電話:+603 5569 0011、email:This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.


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