Videojet 9560 PL パレット梱包ラベラー: 倉庫のラベル付けを合理化

完全自動のパレット梱包用ラベラーは、厳しい条件下でも機能を果たすことを特に重視した設計。

マーキング、印刷、製品識別ソリューションにおける 45 年以上の専門知識を持つ Videojet は、新しい種類のパレット包装ラベルの発売を発表できることを誇りに思っています。Videojet 9560 PL のリリースを発表できることを嬉しく思います。パレット梱包の最大 3 面に 4 枚までラベルを貼ることができる VJ9560 PL は、1 時間に最大 120 パレットの処理が可能であり、さまざまな用途に対応します。VJ9560 PL を導入することで、確実な倉庫管理を実施することや、業界のルールへの準拠が容易になります。

VJ9560 PL は、ラベルの正確さを検査し、不適格なラベルがある場合に別のラベルを再印字する機能を有しています。この機能がラベリングのトラブルを確実になくすために役立ち、生産性と収益性を向上させます。内蔵のバーコードスキャナにより、印字されたラベルのバーコードの判読性を検証できます。ドット欠けがありバーコードが読み取れない場合、VJ9560 PL は横長のラベルに自動で再印字し、高度な回転タンプパッドが読み取れないラベルの上に再印字したラベ ルを貼り付け直します。その後ラベラーは再度スキャンを実施し、ラベル上のバーコードが判読可能であることを確認します。

VJ9560 PL は GS1 の仕様に準拠した 105 mm x 148 mm (A6)・148 mm x 210 mm (A5) のラベルに対応し、パレット梱包の最大 3 面に同じ内容のラベルを貼り付けることができます。過酷な生産環境にさらされたラベルは、反りや変形が生じて粘着力が低下し、無駄に廃棄されることがあります。VJ9560 PL はラベラーがキャビネットの中に格納されているため、ラベルを寒さ、湿度、風、ほこりなどの厳しい条件から守ることができます。

VJ9560 PL に搭載されたクラッチ不使用、調整不要の Intelligent MotionTM (インテリジェント モーション) 技術は、パレット梱包へのラベルの印字と貼付において正確で信頼性の高い自動制御を実現し、物流の遅延を回避します。ラベルを押し貼りするパッドには手首のように機能するジョイントが付いており、パレット梱包ごとに最大 4 枚のラベルを滑らかな表面にも凹凸のある表面にもしっかりと貼り付けます。

さらに、押し貼り用のアームは 700 mm まで伸長でき、左右に90 度ずつ首振りすることでパレット梱包の最大 3 面 (ラインの流れ方向に対する前面、片側面、背面) にラベルを貼付できます。張り出し有のキャビネットのオプションを使用すると、アームをパレット梱包側へさらに 150 mm 近づけることが可能です。

VJ9560 PL の使いやすいタッチスクリーンは、トラブルシューティングをサポートしながらエ ラーを最小限に抑えるために役立ちます。業界をリードする CLARiTYTM (クラリティ) ユーザー インターフェイス技術は、印字データの選択が簡単に行えるほか、印字事故防止技術や生産性を向上させるツールが搭載されています。ユーザーインターフェースに内蔵されたハウツー動画はトラブルの対処を行うときに役立つほか、オペレーターに対する操作トレーニングを簡素化するためにも利用できます。なお、安全柵などで囲われたエリア内でラベリングを行う場合のために、2 つ目の GUI を追加するオプションもご用意しています。これによって立ち入り制限がある区域やゲートのある区域に立ち入らなくても、外からVJ9560 PL をリモート操作できます。

設置面積が小さい VJ9560 PL は、出荷作業が行われる生産ラインの最下流で様々なロケーションに設置しやすくなっています。設置面積はわずか 900 mm x 800 mm であり、プリンタを搭載したラべリングソリューションとして最もコンパクトな製品の 1 つです。本システムの高さは異なる 3 種類から選択でき、キャビネットのドアの右開き・左開きを選択できます。

VJ9560 PL は内蔵の Wi-Fi 接続機能*を備えており、ユーザーが現在の目標のみならず、将来の インダストリー 4.0 の目標を達成するためにも役立ちます。(*国によりご提供状況が異なります) 生産システムおよび倉庫管理システムにシームレスに統合できるように設計されたこのラベラーは、標準的な産業用プロトコルである EtherNet/IPTM および PROFINET^® に対応する優れた I/O 機能を備えています。VideojetConnectTM ソフトウェアソリューション (オプション) を利用すると、データ統合、印字の集中管理、工場全体にわたる装置の連携が可能になります。

詳細については

www.videojet.com

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