シュナイダーエレクトリック、日本市場向けにHarmonyブランドのリレー製品を発売
全世界で長年にわたり同一型式で供給してきたリレーを日本市場でも提供。
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、海外で提供してきたHarmony(ハーモニー)ブランドのリレー製品を日本市場でも発売することを発表しました。4月15日より製品の提供を開始します。
外部からの電気信号を受け取り、電気回路のオン・オフ、切り替えを行う部品であるリレーは、産業現場において欠かせない基礎的な電子機器です。シュナイダーエレクトリックは、「Harmony」というブランド名称のもと、世界中の産業現場や装置向けにリレーを提供してきました。長年にわたり、同一の型式でリレー製品を販売してきた実績から、世界各地でグローバルなアフターサポートが受けられる環境が整っており、輸出装置へも安心して採用が可能です。
今回日本では、約300種類のラインアップでHarmonyブランドのリレー製品の提供を開始します。一般電磁リレーは、省スペース形状にこだわり、幅6mm, 16mm, 21mmのスリムな3サイズを用意しました。接点数や定格コイル電圧、抵抗負荷のバリエーションに加え、通電前に動作確認可能なテストボタンや動作状況をモニターするLED表示灯付きモデル、各種プラグインソケットなど、幅広い機能やオプションの選択肢を揃えており、コストや用途に応じた選択が可能です。
さらに、組み合わせ頻度の高いリレー本体とソケットについては、現場での組立が不要なソケット一体型組立済み製品をリーズナブルな価格で提供し、工数削減や装置や設備の部品コスト削減に貢献します。更に、電流電圧の欠相逆相などを検出する監視リレーや、タイミングをコントロールするタイマーリレーなど、装置の制御ロジックを軽減するスマートリレーも取り揃え、国内用から輸出用まで幅広い用途の環境に対応します。
なお、提供を開始するHarmonyブランドのリレー製品は、シュナイダーエレクトリックが一定基準の環境性能・透明性を満たした自社製品に対して認定を行う「Green Premium(グリーンプレミアム)」の認定プロダクトです。最新の業界規制に準拠していることはもちろん、本製品の生産から使用、廃棄に至るまで全てのライフサイクルにおける環境負荷についての情報を全てオンラインで開示し、循環型で低炭素な製品であることを証明しています。
Harmony リレーの主な特長
- 豊富なバリエーション:電磁リレーだけでなく、監視リレー、タイマーリレーなどのスマートリレーを含む約300種類のラインアップを展開
- ワールドワイドなサポート:全世界で長年にわたり同一型式で供給してきたため輸出先でも安心のサポート体制
- サステナブルな製品:高い環境性能と透明性を備えた製品としてシュナイダーが規定するGreen Premiumの認定製品