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PEPPERL+FUCHS PROCESS AUTOMATION
プロセス産業のゲームチェンジャー:Ethernet-APL
1本のケーブルでデータ送信と電源供給が可能になりました。
キーテクノロジーであるEthernet-APLが、プロセスプラントの隅々にまでデジタル化をもたらし、あらゆる可能性に応えます。大量のデータを高速かつ効率的に送信でき、爆発の危険性がある場所でもバリアフリーに信頼性の高い通信が実現します。
10 Mbit/sという、HARTやフィールドバスなどの現行技術に比べて少なくとも300倍高速にあたる速度で膨大な量のデータを長距離にわたって伝送します。そのためユーザーは、高度な診断と設定が可能な機器を通じて情報にアクセスすることが可能です。
FieldConnexの最新技術であるEthernet-APL Rail Field Switchを使えば、フィールドの複数のアプリケーションから同時に情報を要求できます。物理層自体を介した診断を通じて、徐々に進行する設備の品質の低下や不具合を検出して解消することが可能になります。つまり、Ethernet APL技術によって得られるシームレスな洞察が、生産品質とプラントの稼働率を高いレベルで維持するのにとても役立つのです。さらに同スイッチは、光ファイバによる通信量も物理層で測定してレポートします。
特別に開発したSFPモジュールにより、シングルモードおよびマルチモードの光ファイバケーブルを使ってスイッチとネットワークを接続します。同モジュールは最大30kmのケーブル長をサポートするとともに、スイッチのアクセサリとして承認されており、Zone 2/Div. 2に設置可能です。
Ethernet-APL および Profibus PA対応フィールドスイッチ ― プロセスプラント現場のデータハブとして
展示会ACHEMA 2024において、Pepperl+Fuchsは本質安全防爆バリアやリモートI/Oからフィールドバス、Ethernet APLまで、あらゆる種類の信号のための最新インフラ製品を紹介しました。Pepperl+Fuchsは、プランナーやエンドユーザーがIIoTアプリケーションを実現できるまでしっかりサポートしていきます。そこで、フランクフルトで開催のACHEMA 2024では新しいスタイルのイベントも立ち上げました。その「Ethernet-APL Expert Talk」と題したイベントでは、様々なメーカーやユーザーの皆様にご意見をいただけるようにして、それに当社の技術者がEthernet-APLの課題やソリューション、メリット、可能性などについてそれぞれの経験や知識をもとにお答えしました。
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