人称視点移動体ハンディスキャナーの販売を開始
ライカ ジオシステムズは、ユーザーが歩きながら手を使って周囲の 3D データを収集できる移動体測定装置「ライカ BLK2GO PULSE」を日本で発売する予定です。
BLK2GO PULSEは、必要なものを、必要なときに、自分の視点と同じように3D データを取得する一人称視点のハンディスキャナーで、屋内の点群データ取得用に設計されています。
BLK2GO PULSEは、瞬時に高精細の点群を取得します。360 度すべてを連続的にキャプチャするのではなく、必要なものだけをキャプチャすることができます。また、先進のリアリティキャプチャテクノロジーによって、スキャン中にスマートフォンに完全にカラー化された高精細点群データを送信し、後処理なしで即座に現場で確認できます。そのため、一般消費者から点群を取り扱っている測量のプロまで、幅広いニーズに応えることが可能です。
BLK2GO PULSEには、Hexagonグループの技術であるGrandSLAMとソニーセミコンダクターソリューションズ株式会社(以下、ソニー)のデュアルソリッドステートToFセンサーの融合によって構成されているPULSEテクノロジーという全く新しい技術が採用されています。PULSEテクノロジーは、直感的で一人称視点でのリアリティキャプチャを可能とします。
これにより、シームレスなデータ取得と処理ワークフローを実現し、データ取得から結果提供までの時間を短縮します。 また、BLK Liveアプリと組み合わせることで、リアリティキャプチャソリューションにまだ馴染みのない新規ユーザーでも簡単に使用できる様になります。
BLK2GO PULSEの主な特長
- PULSEテクノロジー搭載:データの収集速度が向上し、同時にデータ処理時間が削減
- ハンディ型画像技術での最高性能:最先端のアルゴリズムや高速データ処理能力、無線デバイスはLiDAR,画像、エッジコンピューティング技術を活用し、驚異的な精度で3Dデジタルツインを作成
- 考え抜かれた柔軟性と効率性:部屋単位から物件全体まで、あらゆる対象物の周囲を計測することができ、空間環境を簡単に記録することが可能
- 直感的なユーザーインターフェース:点群データをリアルタイムで視覚化し編集することが可能。
尚、5月22日から24日まで幕張メッセで開催されるCSPI Expo(建設・測量生産性向上展) 2024の弊社ブース(屋内:3ホール09-40、屋外:OD-15)で、実機を展示する予定です。会期中、皆様とより多くの情報を共有できることを楽しみにしております。
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