ノルウェー王国　PL636鉱区における油ガス層の発見について

株式会社INPEX（以下、当社）の子会社である株式会社INPEX ノルウェー注１）は、ノルウェー現地法人INPEX Idemitsu Norge AS（以下、IIN社）注2）を通じて30パーセント権益を保有するノルウェー王国PL636鉱区（以下、本鉱区）にて、本年3月から6月にかけて試掘井36/7-5S（以下、本坑井）を掘削した結果、油ガス層を発見いたしましたので、お知らせいたします。

本鉱区はノルウェー領北海にあり、 2021 年から生産しているデュバ油ガス田が鉱区内に位置しております。本坑井の掘削作業の結果、デュバ油ガス田と同じ白亜系砂岩において、良好な貯留岩性状を有する油ガス層を確認いたしました。今後、本坑井の掘削作業を通して得られたデータの解析作業を進め、開発の可能性について検討してまいります。

本鉱区は、近傍に既存の生産施設があり早期開発・生産が見込めることから、本坑井での油ガス層の発見は、当社が2022年2月に策定した「長期戦略と中期経営計画（INPEX Vision ＠2022）」に掲げる「石油・ガス分野における強靭化」に資することが期待されます。

注1) 資本構成：株式会社INPEX 50.5パーセント、出光興産株式会社 49.5パーセント
注2) 資本構成：株式会社INPEX ノルウェー 100パーセント

【PL636鉱区権益比率】

www.inpex.com