ローデ・シュワルツがR&S ScopeStudioを発売―開発チームの強い味方になるPCベースのオシロスコープ・ソリューション

PCアプリケーションのR&S ScopeStudioを使えば、オシロスコープ測定結果の表示・解析・レポート化・共有をより簡単かつ効率的に行えます。

R&S ScopeStudioは、MXOシリーズ・オシロスコープの機能をPCに移植したローデ・シュワルツの新しいソフトウェア・ソリューションです。このPCベースのオシロスコープ・アプリケーションでは、ハードウェアであるオシロスコープが無い場所でも測定結果の表示や解析、レポート化、共有が容易に行え、個々ユーザーはもとより開発チーム全体にとっても、より利用しやすいソリューションとなっています。

ユーザーは、オシロスコープで捕捉した波形あるいはセッション全体（捕捉波形データと計測器の設定ファイルを合わせたもの）をインポートすることが可能です。そうすれば、MXOオシロスコープで行うのと同じように測定データと解析機能を利用できます。それだけではなく、このR&S ScopeStudioには大きな3つの強みがあります。まず1つには、以前に測定したデータをオシロスコープとは別の場所で確認・解析できるため、オシロスコープは他のユーザーが自由に使えます。2点目として、PCの他のツールも使えるため、エンジニアはもっと効率的よく設計に関する資料を作成できます。これは生産性の向上にとどまらず、PCがもつ豊かな柔軟性を活かして画像や注釈などの品質を高めることにもなります。最後に3点目として、離れた場所にいる研究開発チームのメンバーのほか、パートナーやサプライヤ、お客様などとも測定結果をより有効に共有できます。チーム開発では通常、測定結果を技術的に詳しく共有する必要りますが、このPCベースのオシロスコープ・アプリケーションなら、その共有プロセスをシンプルに行えます。

同アプリケーションは標準機能として、R&S SmartGridやカーソル機能、測定結果に対する40種以上の自動処理、数学的演算、フィルタ、時間領域信号のスペクトラム表示などの機能が含まれます。また、I2C・SPI・RS-232/UART・CAN・CAN-FD・CAN-FL・LIN・SENT・MilStd 1553・ARINC 429の各規格のプロトコル・デコードをサポートしており、SPMIシリアル・バスも間もなくご利用いただけるようにする予定です。

MXO 4・MXO 5・MXO 5Cオシロスコープに対応の新しい R&S ScopeStudio PC アプリケーション・ソフトウェアは、永久ライセンス価格550ユーロでローデ・シュワルツから今すぐ購入いただけます。詳しくは をご覧ください。

www.rohde-schwarz.com
 

お問い合わせ：
欧州（本社）：Christian Mokry（電話：+49 89 4129 13052、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
北米：Dominique Lutkus（電話：+1 503 523-7951、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）
アジア太平洋地域：Sze Ming Ng（電話：+603 5569 0011、email：This email address is being protected from spambots. You need JavaScript enabled to view it.）