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TECHNIFOR

XF510Cp:マイクロパーカッションによる超高速マーキング

テクニフォー(TECHNIFOR)社製 XF510Cp マイクロパーカッション方式のマーキング機は世界最速のマーカーです。1秒間に最高10文字を打つことができ、前世代機の2倍の速さです。大きさもこれまでの半分とコンパクトで、多数の通信インタフェース機能を備えており、インテグレーションしやすくなりました。XF510Cpは、自動車や錠・鍵、空気圧部品、電子部品、センサーなどの量産工程において精密なマーキングができる理想的なソリューションといえるでしょう。

XF510Cp:マイクロパーカッションによる超高速マーキング
XF510Cpは、マーキング速度と簡便性とを最優先して設計されています。テクニフォー社のR&D(研究開発)部門は、マーキングヘッドのガイダンス機構とその電子回路の設計を根本的に刷新しました。 まず、最新世代の電子部品を使用することで演算時間を短縮しました。続いて、マーキングヘッドの往復パスを最適化しました。そして最後に、新たなモーター制御システムをインストールし、新しいマイクロメカニカル部品も採用しました。

マーキングが速くできるようになったため、XF510Cpによって生産ラインのサイクルタイムを短縮できるようになります。部品のマーキング時間は、XF510Cpが組み込まれた生産ラインの他の工程にかかる時間よりも、ほぼ常に短くなります。このため、同時進行している作業時間内で完全に作業をすますことができます。      

XF510Cpのマーキングヘッドはサイズがきわめて小さく、重さも2.3kgしかありません。したがって、生産ラインや回転テーブル、ロボットアームなどへのインテグレーションには理想的なソリューションです。

XF510Cpは取り扱いが容易です。UC500遠隔制御ユニットは世界中で使える設計となっています。現在、インタフェースには17言語からの言語を選択でき、13種類のキーボードを制御できます。90~250Vの電圧に対応するユニバーサル電源を備えています。ある国で設計された生産ラインに、何ら変更を加えることなくどの国にも持ち込むことができます。制御ソフトウエアはアイコンやイラストをベースにして使い勝手が良く、決まったテキストや変えられるテキスト(日付、カウンタ、桁送り、変数など)、ロゴ、2次元バーコード(データマトリックス)、斜めマーキングや放射状マーキングなど、さまざまなマーキングに対処できます。

XF510Cpは特にオープンインタフェースを備えており、8入力、4出力のボードと、RS232、USB、イーサネットのポートを標準装備しています。イーサネットやRS232リンクを使って、マーキング開始、サイクル終了、サイクル中止、マークの準備完了、マーキング進行中、その他データのやりとりなどを制御できます。USBポートはバックアップやソフトウエアの更新、マーキングファイルやロゴ、フォントの転送、マーキングファイルのバックアップなどに使えます。

XF510Cpのマーキングエリアは50 X 20 mmです。2次元バー コードのマーキングもできます(コード当たり5秒)。記憶容量が大きく、最大1000マーキングファイルを収納できます。コラムおよびアダプタのプレート、Windows™ マーキング・プログラム、サイクル開始/緊急停止ボタンボックスなど多数のオプションも利用できます。

XF510Cpマーキング機は、あらゆる産業部品のトレーサビリティに向いたソリューションといえるでしょう。
 
Caption: XF510CpとUC500制御ユニット

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