エマソンの新しい安全コントローラで統合を合理化、優れた安全性と機能性を実現

PACSystems 安全コントローラは、あらかじめ組み込まれたテンプレートを使用して SIL2 設計を可能にし、条件が厳しく安全性が重要な用途で信頼性の高いパフォーマンスを発揮します

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エマソンは、新しい PACSystems™ RX3i CPS400 安全コントローラを発表しました。このコントローラは、インフラストラクチャ、火災とガス、バーナー管理システム、その他の緊急シャットダウンシステムの安全整合性レベル 2（SIL2）戦略を実現します。PACSystems 安全コントローラは、堅牢なセキュリティ対策と 2,000 個の I/O ポイントを備えた拡張性の高いアーキテクチャを備えたコンパクトで高性能なソリューションであり、要件が変化する複雑なプロジェクトに最適なコントローラです。

プロジェクトの自動化がより高度かつデータ主導型になるにつれて、OEM やシステムインテグレータは、単一の機器上であれ、はるかに大規模なプロセス全体に分散している場合であれ、作業者を保護するための規格や規制への適合を確保するために、より高性能なハードウェアおよびソフトウェア製品を幅広く必要としています。

大容量の 64 メガバイトのメモリーと拡張性の高いデジタルアーキテクチャにより、PACSystems 安全コントローラは多様なミッションクリティカルな用途に対応できます。OPC UA、Ethernet Global Data（EGD）、Modbus TCP を含む組み込みの産業用通信プロトコルを活用することで、RX3i CPS400 コントローラはピアツーピアおよび上位ホストとの接続に対応し、運用全体を可視化します。

Secure Boot^® と Trusted Platform Module（TPM）規格を組み込んだセキュア・バイ・デザインのソリューションとして、この新しいコントローラは厳密なデータ整合性と潜在的な脅威からの保護を提供します。安全認証済みの機能ブロックと事前構成済みテンプレートにより、IEC 61511 規格に準拠したシステム全体の認証が容易になります。

単一構成または冗長構成のコントローラとして利用可能な RX3i CPS400 コントローラは、EGD 上でブラックチャネル原則を使用した二重通信によって、すべての安全データメッセージングを実行し、エマソンの PACSystems VersaMax™ SafetyNet I/O システムとの標準化された信頼性の高い接続を可能にします。このプラットフォームは IEC 61508 の安全認証を取得しており、設計者が適切な保護構成を構築するのに役立つ、SIL2 対応のシンプルなソリューションを提供します。

開発者は、プログラマブル・ロジック・コントローラ（PLC）、オペレーターインターフェイス、その他の自動化要素向けに使用されているおなじみのソフトウェアツール、すなわちエマソンの PAC Machine Edition 開発環境を使用して、新しいコントローラを構成できます。使いやすいインターフェイスを備えた統合ツールチェーンとして、PAC Machine Edition スイートは開発作業を効率化し、ユーザーが自動化・可視化・安全対策を統合した包括的なソリューションを容易に構築できるようにし、迅速な立ち上げと最大限の運用効率を実現します。

「PACSystems RX3i CPS400 安全コントローラを当社の幅広い安全製品ポートフォリオに追加することで、ユーザーが規格準拠の安全システムを容易に開発し、高度な自動化ソリューションに統合できるようにするためのツールを引き続き提供していきます」と、エマソンのディスクリートオートメーション事業部シニアプロダクトマネージャである Daniel Smith は述べています。

詳細はこちらをご覧ください。 https://www.emerson.co.jp/ja-jp/catalog/emerson-ic695cps400-ja-jp
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「OPC UA」は、OPC Foundation の登録商標です。

「Secure Boot」は Microsoft Corporation の登録商標です。

「Modbus」 は Schneider Automation, Inc. の登録商標です。

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