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商用液化水素ターミナル向けに分散制御システムを導入

川崎重工業、国内の大規模極低温水素ハンドリング向けにABBの統合オートメーションおよび安全システムを採用。

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商用液化水素ターミナル向けに分散制御システムを導入

川崎重工業株式会社とABBは、扇島(神奈川県川崎市)に位置する川崎LH2ターミナルにおいて、産業オートメーションおよび安全プラットフォームの導入に向け連携しています。本導入により、商用規模の液化水素のハンドリング、貯蔵、および供給に向けた集中プロセス制御と安全計装を実現します。

技術的課題と各社の役割
水素を極低温で液化することにより、体積は気体状態の約800分の1に縮小され、大量の海上輸送が可能になります。この極低温下での運用には、揮発性流体を適切に管理するため、厳格なプロセス安定性、継続的な監視、およびフェイルセーフ機構が不可欠です。

川崎重工業は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受け、日本水素エネルギー株式会社が事業主体となる「液化水素サプライチェーン商用化実証プロジェクト」の一環として受入ターミナルを建設しています。ABBは、プロセスオートメーションおよび安全インフラの設計、納入、システム統合を担当します。

制御アーキテクチャと機能安全
ABBは、安全度水準3(SIL 3)対応の安全計装システムと統合された分散制御システム「System 800xA」を納入します。本プラットフォームは、プロセス自動化、安全インターロック、およびリアルタイムの運転診断を単一のデジタル環境に統合します。

システムの信頼性は、二重冗長化されたAC 800Mコントローラーと冗長サーバーインフラによって担保されます。このアーキテクチャにより、液化、極低温貯蔵、船舶の積卸、ローリー出荷などの重要プロセス全体において単一障害点を排除します。

ターミナルの規模と運用効果
本施設には、容量50,000 m³の液化水素貯蔵タンク、ガス移送設備、液化装置、およびローリー出荷設備が備えられます。統合制御環境により運用手順が簡素化され、プラントライフサイクル全体にわたる高い可視性が確保されます。実証フェーズは2030年までに完了を予定しており、大規模な水素輸入インフラに向けた運用手順を確立します。

「日本の水素戦略は、商用規模で安全、確実かつ効率的に稼働できるインフラにかかっています」と、ABBジャパンのエナジーインダストリー事業本部バイスプレジデントである三浦哲夫氏は述べています。

編集:Evgeny Churilov(Induportals Media) - AI翻案

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