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07
'20
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Toshiba News
長時間動作に貢献するモバイル機器用センサー向け入出力フルレンジオペアンプのラインアップ拡充 : TC75S103F
当社は、モバイル機器[注1]の各種センサー[注2]に適した低消費電流で入力出力フルレンジのCMOSオペアンプ「TC75S103F」を製品化し、ラインアップを拡充しました。
新製品は、標準電源電流が100 μAと低消費電流であり、機器の消費電力削減、ならびにモバイル機器[注1]の長時間駆動に貢献します。また、入出力許容電圧は入出力フルレンジ (入出力Rail to Rail)、最小電源電圧は1.8 Vとなっており低電圧駆動が可能です。さらに、最大入力オフセット電圧が1.5 mVと低く、センサーの感度向上に貢献します。
IoT機器の増加、モバイル機器[注1]での多種多様なセンサー[注2]の搭載により、低消費電流、低電圧駆動のオペアンプの需要が増えています。これらの要求に対して新製品をラインアップしました。
[注1] ノートPC、デジタルカメラ、ハンディーPOS、歩数計など
[注2] 光センサー、超音波センサー、圧力センサー、振動検出センサーなど
特⻑
- 低電源電流 : IDD=100 μA (typ.) @VDD=1.8 V
- 入出力フルレンジ (入出力Rail to Rail)
- 低電圧駆動 : VDD−VSS=1.8 V (min)
- 低入力オフセット電圧 : VIO=1.5 mV (max) @VDD=1.8 V
用途
- モバイル機器[注1]の各種センサー[注2]
- IoT機器
- 民生機器