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Baslerweb News
Baslerが2022年の好調な業績を発表
2022年は収益・利益ともに拡大、2023年の業績見通しは慎重。
このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、2022年度のアニュアルレポートを発表しました。2022年は上半期を中心に市場環境の変化が激しく、半導体部品の供給不足も続いたものの、グループ全体の売上高は過去最高を記録し、27%増の2億7,220万ユーロ(前年:2億1,470万ユーロ)に達しています。しかし、アジア、南北アメリカをはじめとする地域のニーズが低下したことから、受注高は23%減の2億4,840万ユーロ(前年:3億2,250万ユーロ)と大きく鈍化しました。また、税引前利益についても、未来を見据えた組織拡大や半導体チップ不足に伴う代替調達により、原材料費などが一時的に増大したことから、ほぼ横ばいの2,830万ユーロ(前年:2,800万ユーロ)にとどまっています。税引前利益率は10.4%(前年:13.0%)でした。
これらの結果は、Baslerの当初予想(売上高2億6,200万ユーロ~2億7,000万ユーロ、税引前利益率10%~12%)とほぼ一致しています。
一部地域のニーズ低下と慎重な業績見通し
第1四半期におけるアジア、アメリカ合衆国の受注高が伸び悩んでいることから、Baslerの経営陣は、2023年の業績に対して慎重な見通しを示しています。過去にも同様の市場サイクルを経験していることに加え、現時点における経済予測が芳しくないことを踏まえると、今後も変動的かつ地政学的に不透明な状況が続くと予想されるため、Baslerでは、2023年度の売上高が2億3,500万ユーロ~2億6,500万ユーロになると見込んでいます。
アニュアルレポートの全文は、Basler公式ホームページ(www.baslerweb.com)にてご覧いただけます。
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