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Microchip News
Microchip、最新のプログラマおよびデバッガ開発ツールを発売
Microchip Technology Inc は、高速プログラミングとデバッグを実現する使いやすいソリューションを手頃な価格で提供する 2 つのツールの販売を発表しました。
新しいMPLAB(R) ICD 5(https://www.microchip.com/en-us/development-tool/DV164055?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=DevTools&utm_campaign=MPLAB-ICD5-Launch)およびMPLAB PICkit TM 5(https://www.microchip.com/en-us/development-tools-tools-and-software/development-tools-category-explorer)インサーキット デバッガ/プログラマはどちらもリモート プログラミング機能を備えており、ユーザ体験を充実させます。
MPLAB ICD 5インサーキット デバッガ/プログラマは、PIC(R)、AVR(R)、SAMデバイス、dsPIC(R) DSC(デジタルシグナル コントローラ)を使った設計で求められるコネクティビティと電力供給のための先進機能を備えています。この開発ツールは電源ケーブルが不要なため、効率的なスペース使用が必要な環境でも使えます。MPLAB ICD 5インサーキット デバッガ/プログラマは、PCとのUSB Type-C(R)接続またはPoE (Power over Ethernet)+で電力を供給できるため、手軽で柔軟性があり便利です。PoE+を使うと、データ通信用のケーブルでデバイスへの電力供給も可能なので、さらに電源コードを用意する必要がありません。このEthernet接続は、PoE+による柔軟性に加えて、リモート開発と環境条件から外れた状況での開発を可能にします。
Ethernet経由のリモートデバッグおよびプログラミング、電力監視による電力設計の最適化、CI/CD(継続的インテグレーションおよび継続的デリバリ) システムとの統合は、ハードウェアおよび接続機能が充実した機能豊富な開発環境を提供します。Arm(R)SWO(Single Wire Output)トレースと各種プログラミング/デバッグ インターフェイスを利用する事で、開発期間を短縮できます。
MPLAB PICkit TM 5インサーキット デバッガ/プログラマは、従来モデルをより柔軟にしたバージョンであり、MPLAB X IDE(統合開発環境)を使ってコンピュータと接続した状態でも、出先でも使えます。Microchip社が提供している全てのアーキテクチャと互換性があり、手軽で携帯性に優れたこのツールを使うと、Microchip社のアップデートされたPTG (Programmer-to-Go)スマートフォン アプリケーションによるリモート プログラミングが可能です。このツールでは、PTGアプリケーションを使ってスマートフォンでデバイスに接続できるように、Bluetooth(R) Low Energy無線を採用しています。
PICkit 5では、このアプリケーションを使ってSDカード上で複数のプログラム イメージを選択できるため、出先で複数のイメージをプログラミングできます。従来のツールでは、現場に向かう前に、MPLAB X IDEまたはMPLAB IPE内で1つのイメージをプログラミングする事しかできませんでした。
どちらのツールも、柔軟な設定が可能なソフトウェア プログラムおよびユーザ インターフェイスである、Microchip社のMPLAB X IDE(統合開発環境)とMPLAB IPE(統合プログラミング環境)でサポートされています。アップデートされたMPLAB X IDEバージョン6.10がこれらの製品と共に提供されるため、様々なアプリケーションの要件に合わせて、既存設計のMicrochip社製デバイスを別の同社デバイスに簡単に変更する事ができます。
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