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09
'24
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HMS Industrial Networks AB
HMS NetworksがRaspberry Pi用アダプタボードを発売―Anybus CompactComによるシステムインテグレーションがいっそう容易に
HMS Networks はこのたび「Raspberry Pi 用アダプター ボード」を発売し、デバイスをあらゆる産業用ネットワークに簡単に接続できる通信インターフェイスAnybus CompactCom のテスト・評価を、産業機器メーカーの皆様により簡単な方法で行っていただけるようになりました。
従来のアダプタボードがSTM32あるいはNXP(旧Freescale)マイクロコントローラをプラットフォームとしてAnybus CompactComモジュールをテストするように設計されていたのに対し、今回の新しいアダプタボードはRaspberry Pi向けの専用仕様となっています。
新しいアダプタボードの特長:
- 広く利用されているRaspberry Piとの互換性
- 簡単に取付けて使用できる
- 無料ダウンロードできるAnybus Host Application Example Code(HAEC)で完全対応
HMS Networks のAnybus組込み製品マネージャーAndreas Stillborgは次のように説明しています。「Raspberry Piは非常に普及しており、世界中で4,500万台以上も利用されています。当社の多くのお客様もすでにRaspberry Piをお持ちで、なじみ深いものとなっています。そのため、そうしたお客様がRaspberry Piを使ってAnybus CompactComを簡単にテスト・評価できるようにするアダプタボードの開発が喫緊の課題であると考えました」。
今回のRaspberry Pi用アダプタボードは、無料ダウンロードできるAnybus Host Application Example Code(HAEC)と完全な互換性があります。
このコードにはRaspberry Pi用のリファレンスポーティングがすでに実装されていますので、お客様はアダプタボードとAnybus CompactComモジュールを使って、組込み機器開発プロジェクトをすぐにスタートできます。
詳しくは、https://www.anybus.com/products/embedded-index/anybus-compactcom-starterkitをご覧ください。
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