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'16
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MAYR
高精度の測定結果が得られる結合器
逆戻りがなく、ねじれに強い、ROBA®-DSは、動力計の測定向フランジ向けシャフト結合器
図1:逆戻りがなく、ねじれにも強いROBA® - DSディスクパック結合器は、放射状方向と軸方向、角度方向のシャフトのアラインメントミスを補償します。このように正確なアラインメントを確保するだけではなく、摩耗に対してもシャフトトレインに設置されるベアリングを保護しますテストベンチでトルク測定フランジに欠かせない部品がシャフト結合器です。どのようなシャフトの位置合わせ(アラインメント)のズレでも高い信頼性で補償します。このようにして、正確な測定結果を確保し、摩耗に対してシャフトトレインの中に設置されたベアリングも保護します。逆戻りがなくひねりにも強いROBA® - DS構築シリーズは、試作され、テストされてきており、マイヤー社のパワートランスミッション部門は補償された結合器を提供します。これば、測定フランジへの高い要求にもカスタマイズできます。
開発期間の短縮や、より高い有効性、省エネの進む可能性など-テストベンチの要求は常に増えています。このようして、性能要求は、最新のテストベンチのコアとして、トルク測定のフランジにも強まっています。これら自身が精度と信頼性のあるデータを、たとえ最高性能と高速の応用機器でさえ、提供しなければならないからです。しかし、ここでは、測定結果は、結合して使われるシャフトのアラインメント補償と同じくらい良ければ良いというだけです。測定フランジに影響を及ぼす擾乱変位を最小にするために、シャフトの結合が極めて重要なのです。そのような擾乱変位はドライブラインのアライメント誤差をよく生じます。それゆえ、放射状、角度方向、軸方向のシャフトのアラインメントミスは、ほとんどの応用機器の入出力側の間で起こります。最新のレーザー位置合わせデバイスでシャフトトレインを高精度にアラインメントしても、ある程度しか助けにはなりません。加えて、アラインメントミスは完全には除去できません。使用部品の測定誤差と、温度のような外的な影響もあるからです。
それゆえ、ひねりに強いシャフトのアライメントミスを補償する結合器は、測定フランジと一緒に使われるのです。マイヤー社のパワートランスミッション部門は、ROBA® - DS補償結合器を提供します。これは、新しい測定フランジによって、アラインメント要求に特にカスタマイズします。
高性能な密度と逆戻りなし
ROBA® - DSディスクパック結合器は、放射状方向と軸方向、角度においてシャフトのアラインメントミスを補償します。この結果、測定精度が確保されるだけではなく、シャフトトレインに設置されたベアリングを、不必要な負荷やそれによる不必要なダインタイムとコストから守ります。ROBA® - DS結合器に関して、カタログに掲載された公称のトルクは、どのような制限もなく使うことができます。オフセットによる公称トルクの減少や、複雑な負荷を要求したり、バランスを要求したりする必要はありません。この結合器はコンパクトであり、同時に高精度の密度を実現し、逆戻りが全くありません。この製品はトルクを公称値まで、逆戻りなく、しかも非常に強いねじれ耐性で、伝達します。述べてきたシャフトのアラインメントミスがなく、100%まで全て使うことができ、伝達可能なトルクに影響を与えません。
テストベンチの要求にカスタマイズする
この結合器は、特に頑丈で耐久性もあります。そして静かな運転特性と、慣性力の低い質量モーメントに加え、バランスのとれた品質を持っています。このようにして、ROBA® - DS結合器の標準的な構造設計 は、構造の大きさにもよりますが、毎分8,000 ~ 18,000回転のスピードと、G2.5(参照速度3,000回転)のバランスのとれた品質をカバーします。高速の構造設計の場合、個々の部品は極めて高い精度(品質レベルIT5)で生産され、減少した軸およびシャフトの耐性外れや毎分最大3万回転のスピードが許容されています。
この結合器のバランスのとれた品質は、5000回転の参照速度でG2.5です。
ROBA® - DS結合器の接続と、シャフトトレインの測定フランジは、高品質な縮小ディスクハブを通して、逆戻りのない状態を導きます。このテストベンチとフレキシブルな組み合わせのオプションの要求が異なる場合でもそれに合うようにカスタマイズされ、異なる結合器の構造設計でも、測定フランジをほとんどのテストベンチとドライブ構成に組み込むことができます。