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07
'25
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Mayr社、グローバルなネットワークを拡大
お客様に対する信頼性の高いサービスと専門的アドバイスがMayr社のコアバリューであり、それは世界中どこでも変わりません。
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国際的な認識の共有:約30カ国の代表がMayr本社に集まり、新しい技術や製品、プロセスについて議論し理解を深めました。
そのため、家族経営で知られる当社は、定期的に海外の社員やパートナー企業をドイツのMauerstettenの本社に招いて、意見交換を行っています。この4月初めにも、約30カ国の代表が集まって新しい技術や製品、プロセスについて理解を深めました。特に今年は、ロボット分野というこれからの重要なトピックに焦点を当てました。また、Mayr社はEME Motor 2008, S.L.社を完全買収した事により、スペインにも子会社を持ち、ネットワークを拡大した事の発表がありました。
私たちの未来の日常生活であれ、既に現在の医療分野や産業界の生産現場でも、人とロボットがより近くで協働するようになれば、潜在的なリスクが高まります。例えば、作業中に停電が発生した場合、その作業工程を実行中のロボットアームを即座に止めて、周囲の人にいかなる危害もおよばないようにしなければなりません。その様な場面にMayr社の小型かつ軽量なロボット用ブレーキがあれば、必要とされる安全性を確保できます。当社はROBA servostopシリーズとして、産業分野のみならず、例えば、医療技術の分野などにおいてロボットに求められる高度な仕様に特化したサーボモータ用セーフティブレーキを開発しています。ここにも、著名な研究機関との20年以上にわたる協力を通じて得た経験が活かされています。また、標準化された新しいモジュラー・システムを採用して、様々な設置状況にも対応できる高い柔軟性も実現しました。
国際的な交流を深めて:世界中どこでも、同じ品質を提供
このことは、Mauerstettenの本社で開催された国際営業会議において多数のロボットへの活用事例が報告され、この成果をあらためて明確に確認しました。2025年4月初旬、世界各地のMayr社の子会社と代理店の経営者や営業責任者が本社に集まり、新しい技術や製品のほか、プロセスについての情報を共有しました。大事なことは、世界中どこのお客様でも信頼できるサービスと専門的アドバイスを受けられる事です。その実現には、熱心で高い技術を持ったMayrグループの社員の存在が欠かせません。
スペインにも新しい子会社
今回の会議において長い歴史を誇る家族経営のMayr社は、昨年インドに子会社を設立したのに続いて、同グループにスペインの子会社も加わるという国際的なプレゼンス向上による事業のさらなる拡大を発表しました。これまで販売代理店EME Motor, S.L.社とはスペイン市場において30年以上も素晴らしい協力関係を続けてきましたが、2025年の初めに完全子会社のMayr Transmisiones, S.L.として当社のグループに迎えました。こうしてドイツ・アルゴイ地方に本社を構えるMayr社は、世界的な販売網を強化するとともに、スペインにおける新たな成長の可能性をもつかむことができました。
そのMayr Transmisiones, S.L.の経営は、EME社の社長であるOscar Moncàs Miralles氏が引き続き担い、Mayr社を代表してCEOのFerdinand MayrとCFOのChristian Illigが取締役となって事業を担います。
スペインにおける新たな時代の基盤として
「少し前のことになりますが、EME Motor社の創設者で経営者のPere Moncàs Miralles氏とÒscar Moncàs Miralles氏兄弟から、今後の当社との協力関係について相談したい。」と申し出がありました。Mayr社のCEOであるFerdinand Mayrは次のように説明しています。「これは、Miralles氏兄弟にとって会社のさらなる発展のためでもありました。話し合いを重ねた結果、買収が双方にとって最善のシナリオであるとの結論にいたりました。Mayr社の新しい子会社となってもらえれば、スペインとポルトガルにおいてさらなる成長を遂げるために理想的なポジションを確保できると確信していたからです。その買収が成立したことで、同地域に新たな時代に向けた礎を築けたものと考えています」。
安定性と継続性を重視
1988年に設立されたEME Motor社は、1990年代半ばからスペインとポルトガルでMayr社の製品を販売してきました。Òscar Moncàs氏は、新たな旗の下で、これまで培ってきた豊かな経験を活かしながら、長年にわたるお客様との関係を維持するよう努めていく考えです。Mayr Transmisionesの社長となった同氏は次のように述べています。「私にとって特に重要なのは、この地域で成功を収めてきた営業活動を継続していくことですが、同時に従業員にも安心して信頼を寄せてもらえる展望を示すことです。この両方を保証してくれるのが、Mayr社によるEME Motor社の買収でした。また、新たに技術と営業担当の社員を採用することもできましたし、スペインとポルトガルにおいてMayrブランドを更に強化できる事を楽しみにしています。」。Mayr社は現在、Castelldefels(バルセロナ)に4名の従業員を抱え、スペインとポルトガルのお客様をサポートしています。
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私たちの未来の日常生活であれ、既に現在の医療分野や産業界の生産現場でも、人とロボットがより近くで協働するようになれば、潜在的なリスクが高まります。例えば、作業中に停電が発生した場合、その作業工程を実行中のロボットアームを即座に止めて、周囲の人にいかなる危害もおよばないようにしなければなりません。その様な場面にMayr社の小型かつ軽量なロボット用ブレーキがあれば、必要とされる安全性を確保できます。当社はROBA servostopシリーズとして、産業分野のみならず、例えば、医療技術の分野などにおいてロボットに求められる高度な仕様に特化したサーボモータ用セーフティブレーキを開発しています。ここにも、著名な研究機関との20年以上にわたる協力を通じて得た経験が活かされています。また、標準化された新しいモジュラー・システムを採用して、様々な設置状況にも対応できる高い柔軟性も実現しました。

Mayr社のCSOであるBernd Merkによる国際営業会議2025でのオープニングスピーチ。同会議ではこれからの重要なトピックであるロボット分野に焦点が当てられました。
国際的な交流を深めて:世界中どこでも、同じ品質を提供
このことは、Mauerstettenの本社で開催された国際営業会議において多数のロボットへの活用事例が報告され、この成果をあらためて明確に確認しました。2025年4月初旬、世界各地のMayr社の子会社と代理店の経営者や営業責任者が本社に集まり、新しい技術や製品のほか、プロセスについての情報を共有しました。大事なことは、世界中どこのお客様でも信頼できるサービスと専門的アドバイスを受けられる事です。その実現には、熱心で高い技術を持ったMayrグループの社員の存在が欠かせません。
スペインにも新しい子会社
今回の会議において長い歴史を誇る家族経営のMayr社は、昨年インドに子会社を設立したのに続いて、同グループにスペインの子会社も加わるという国際的なプレゼンス向上による事業のさらなる拡大を発表しました。これまで販売代理店EME Motor, S.L.社とはスペイン市場において30年以上も素晴らしい協力関係を続けてきましたが、2025年の初めに完全子会社のMayr Transmisiones, S.L.として当社のグループに迎えました。こうしてドイツ・アルゴイ地方に本社を構えるMayr社は、世界的な販売網を強化するとともに、スペインにおける新たな成長の可能性をもつかむことができました。
そのMayr Transmisiones, S.L.の経営は、EME社の社長であるOscar Moncàs Miralles氏が引き続き担い、Mayr社を代表してCEOのFerdinand MayrとCFOのChristian Illigが取締役となって事業を担います。
スペインにおける新たな時代の基盤として
「少し前のことになりますが、EME Motor社の創設者で経営者のPere Moncàs Miralles氏とÒscar Moncàs Miralles氏兄弟から、今後の当社との協力関係について相談したい。」と申し出がありました。Mayr社のCEOであるFerdinand Mayrは次のように説明しています。「これは、Miralles氏兄弟にとって会社のさらなる発展のためでもありました。話し合いを重ねた結果、買収が双方にとって最善のシナリオであるとの結論にいたりました。Mayr社の新しい子会社となってもらえれば、スペインとポルトガルにおいてさらなる成長を遂げるために理想的なポジションを確保できると確信していたからです。その買収が成立したことで、同地域に新たな時代に向けた礎を築けたものと考えています」。

Mayr Transmisiones, S.L.の経営陣(左から): Òscar Moncàs Miralles(Mayr Transmisiones, S.L.社長)、Ferdinand Mayr(Mayr社CEO)、Christian Illig(Mayr社CFO)
安定性と継続性を重視
1988年に設立されたEME Motor社は、1990年代半ばからスペインとポルトガルでMayr社の製品を販売してきました。Òscar Moncàs氏は、新たな旗の下で、これまで培ってきた豊かな経験を活かしながら、長年にわたるお客様との関係を維持するよう努めていく考えです。Mayr Transmisionesの社長となった同氏は次のように述べています。「私にとって特に重要なのは、この地域で成功を収めてきた営業活動を継続していくことですが、同時に従業員にも安心して信頼を寄せてもらえる展望を示すことです。この両方を保証してくれるのが、Mayr社によるEME Motor社の買収でした。また、新たに技術と営業担当の社員を採用することもできましたし、スペインとポルトガルにおいてMayrブランドを更に強化できる事を楽しみにしています。」。Mayr社は現在、Castelldefels(バルセロナ)に4名の従業員を抱え、スペインとポルトガルのお客様をサポートしています。
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