Teledyne FLIR OEMが新しいブランドとWebサイトを公開―サプライチェーンの強化と赤外線イメージングの技術革新を加速させるために

カリフォルニア州ゴレタ – Teledyne Technologies Incorporated（ニューヨーク証券取引所：TDY）の一部門であり、サーマルイメージング技術を革新に導くTeledyne FLIR OEMから、そのTeledyne FLIR OEMブランドの戦略的展開についてご案内します。特に今回のブランド刷新を明確にするため専用Webサイトhttps://oem.flir.com/を開設して、OEM（相手先ブランド製造）メーカーの皆様が技術リソースや開発サポートを効率的に利用できるようにしました。

同Webサイトは、生産の比類ない信頼性、革新的な統合ソリューション、開発に対する柔軟な協力、30年以上にわたって認められてきた品質の卓越性という、Teledyne FLIR OEMの取組みの4つの柱が明らかになるように構成しています。このアップデートを通じて、米国国防権限法（National Defense Authorization Act：NDAA）に準拠するとともに、ITAR（国際武器取引規制）対象外の赤外線イメージング技術をOEM向けに提供する世界最大規模のサプライヤとして信頼されるTeledyne FLIR OEM独自の強みをさらにしっかりと活かしていく考えです。

Teledyne FLIR OEMの社長兼ゼネラルマネージャーPaul Claytonは次のように説明しています。「当社は、米国を拠点とするOTA（Other Transaction Authority〔その他の取引協定〕）対応のNDC（nontraditional defense contractor〔新規防衛請負企業〕）であり、量産のための迅速な開発プログラムを支援できるという他社にはないポジションに立っています。単なるサプライヤという枠にとどまらず、インテリジェントな赤外線イメージングのための設計・製造において、最もリスクの少ないパートナーとして選んでいただけるように絶えず取組みを重ねています。お客様はそれぞれのミッション成功のために、当社の実績豊かな能力をそのまま活用いただけます」。

生産の信頼性：Teledyne FLIR OEMは、防衛や自動車といった専門的な産業用途のほか、無人システム用途に向けて、毎日数千個もの赤外線センサやモジュール、カメラを納入しています。スケーラブルな量産体制を整え、製品品質のみならず、ミッションクリティカルなOEMアプリケーションに求められる予測可能性と一貫性も確保しています。

統合ソリューション：Teledyne FLIR OEMは、新たな自律型のオペレーションが実現できるように、サーマルイメージングのハードウェアとズームレンズにPrism™ソフトウェアを組み込むという垂直統合を通じて、人工知能（AI）によるスマートな赤外線画像処理をエッジで行えるようにしました。こうして設計から製造までをエンド・ツー・エンドに管理して、業界をリードする性能と信頼性、有用性をご提供し、OEM企業の皆様の競争力を高めています。

開発協力：さらに今回のブランド・アイデンティティ刷新を通じて、インテグレータの皆様にもっと寄り添ったサポートを利用しやすいかたちで提供するというTeledyne FLIR OEMのコミットメントをあらためて明確にしました。ブランドのいっそうの進化をはかり、開発協力の効率化から市場投入までの時間の短縮まで、次世代システムの構築を進めるOEM企業のための柔軟かつアジャイルな開発パートナーとしての役割を強化していきます。

卓越した品質：30年以上にわたる認定品質のもとでの生産が裏付けるようにTeledyne FLIR OEMブランドは、OEMインテグレータや開発企業の皆様が優れた製品を創り上げて、顧客満足を長期的に高めるために必要な信頼性の基盤を提供します。

OEMパートナー企業の皆様は、新しいWebサイトhttps://oem.flir.com/から、いっそう充実した情報や開発サポートの専用リソースにアクセスいただけます。