www.engineering-japan.com

タンガロイ、難削材加工用DMMドリルヘッドを発売

タンガロイの新型DMMドリルヘッドは、難削材加工における切りくず処理と工具寿命を向上し、既存のDrillMeister工具とのシームレスな統合を可能にします。

  tungaloy.com
タンガロイ、難削材加工用DMMドリルヘッドを発売

タンガロイ株式会社は、先端交換式ドリルシステム「DrillMeister」に、ステンレス鋼・難削材加工に適したドリルヘッドDMMを新たに追加し、2025年6月30日より全国で販売を開始します。

加工課題やマーケットの状況
流体バルブや継ぎ手、半導体製造装置用部品、発電装置部品や熱交換器などの耐食性を求められる部品では、ステンレス鋼や難削材が使用されています。これらの材質は工具寿命が短いため、刃具費の増加が大きな課題となっています。さらに切りくず処理性にも問題があり、加工能率や工具寿命に悪影響を及ぼしていました。こうした課題に対応する製品が求められています。

製品概要
DrillMeisterは、ヘッド交換式の高性能ドリルです。ワンアクションでヘッド交換が可能で、常に新品の切れ味を維持。高精度なクランプ機構により、安定した穴あけ加工と工具寿命の向上を実現します。新たに設定されるドリルヘッドDMMはステンレス鋼や難削材での長寿命化を実現し、ヘッド交換式ドリルでの生産性と相まって優れたコストパフォーマンスを発揮します。


タンガロイ、難削材加工用DMMドリルヘッドを発売

製品の特長と便益

特長1:独自のギャッシュ形状による優れた切りくず処理性能

  • 切りくずが伸びやすいステンレス鋼や難削材でも、切りくずを効果的に分断
  • 切りくずの排出性が向上し、優れた加工能率

特長2:広いシンニングポケットによる刃先負荷の低減

  • 切りくず生成時の切れ刃への負荷を軽減され、工具寿命の延長
  • ドリル食いつき時の加工安定性が向上

特長3:既存のDrillMeisterボディにそのまま装着可能

  • 追加工不要で、既存設備をそのまま活用可能
  • 工具交換が容易で、段取り時間の短縮に貢献

www.tungaloy.com

  さらに詳しく…

LinkedIn
Pinterest

フォロー(IMP 155 000フォロワー)