Basler、高精度3Dイメージングを実現するStereo aceを発売
Baslerの新しいStereo aceカメラは、プロジェクター内蔵、高速3Dイメージング、そして高精度な表面分析と産業物流の自動化を実現する動的キャリブレーション機能を備えています。
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このほど、コンピュータービジョン機器のリーディングカンパニーBaslerは、3Dビジョン分野のさらなる強化を目的として、アクティブステレオカメラStereo ace(全6モデル)を新たに発表しました。高画素かつお手頃価格のこのカメラシリーズは、内蔵のプロジェクターと工場出荷時の事前キャリブレーションにより、複雑な表面形状を素早く正確に再現できるほか、撮影中の動的セルフキャリブレーションにも対応しており、安定した3Dデータの生成が可能です。
また、レイテンシーを最小限に抑えた高速撮影が可能であることも、Stereo aceの大きな特長です。
標準モデルは、基線長100mm/200mm/300mm、モノクロ/カラーを選択可能で、サンプルプロジェクター、ブラケット、ace 2 GigE対応モデル(5MP)2台が付属。要件に応じてカメラ、レンズ、基線長、照明を自由に調整することも可能です。
ソフトウェアについては、カメラのスムーズなセットアップと制御をサポートするpylon Software Suiteに加え、ピックアンドプレースなどの各種作業に特化したBaslerロボット向けアプリケーションソフトウェアにも対応しています。
工場・倉庫内の物流自動化に貢献
表面形状・質感にかかわらず、対象物の大きさ・向き・構造を正確に把握しながら、高精度な3Dデータをリアルタイムに生成できるStereo aceは、物流の効率化・ミス削減とシームレスな自動化に貢献するステレオカメラとして、貨物の分類・仕分け・寸法測定、ロボットナビゲーション、ピックアンドプレースを含め、物流現場における要件の厳しい用途への活用が期待されています。
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