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08
'20
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EPLAN
クラウドを使おう:必要な部品を素早く見つけて、すぐに設計開始
設計に使える部品や機器のデータをユーザーに提供している、電気設計部品オンラインポータルサイトのEPLAN Data Portalは、2020年6月初めに最新バージョンをリリースしました。最新バージョンのData Portalでは、クラウド環境EPLAN ePulseとの全面的な統合が実現されています。電気設計や流体動力設計に必要な部品データを選んで、EPLANプロジェクトに直接取り込むことができます。Data Portalを使えば必要な部品データを、各部品メーカーのサイトを回って集めるというような労力が軽減され、部品表などドキュメント作成に向けたデータの標準化も確実に行えます。また、まったく新しいユーザーインターフェースの直観的な検索機能やサジェスト機能が強化されました。(注:日本での本格展開は2021年を予定)
新しいEPLAN Data Portaを、クラウド環境のEPLAN ePulseで包括的に利用できるようになりました。現在、EPLANプラットフォーム2.9をお使いのユーザーなら、www.epulse.com(英語)にアクセスし、ユーザー登録すればEPLAN ePulseにアクセス可能になります。同ポータルでは国内外問わず、主要部品メーカーの参加が継続的に拡大しており、その高品質な製品カタログへ即座にオンラインでアクセスして活用いただけます。クラウド事業およびマスターデータ担当ディレクターであるTimm Hauschkeは次のように説明しています。「各部品メーカーが提供している、部品データをEPLANでのドキュメント作成に直接取り込めるため、お客様は部品メーカーのサイトを回って集めるというような労力が軽減され、設計に集中して取り組んでいただけます。さらに、標準化された部品データを使用するため、機械や工場システムのドキュメント品質も向上できます。」EPLANプラットフォームに含まれるすべてのソリューションからも、同じ方法でこのWebサービスにアクセスできます。
最短ルートで目的へ到達
EPLANは、新しいユーザーインターフェースを導入することで、掲載されている広範な部品データのすべてをいっそう簡単にナビゲートして利用できるようにしました。直観的な検索機能によって、高速かつ実用的なサポートを行います。たとえば製品グループや部品、メーカーなどに対するサジェスト機能も実装し、一般的な検索エンジンと同じような操作性にしています。そのため、部品データを集める時間が短縮され、必要なデータを素早く得られるようになります。ほかにも実用的な利点として、Rittal Thermのような計算プログラムやSchneider Electric社のセレクターを、各メーカーによるデザインのもと統合しており、適切な製品をより簡単に選択できます。ユーザーはわずか数回のクリックで、探している部品を見つけて、役立つ追加部品か、あるいは代替部品かを判断できます。
データがクラウドにあると
EPLAN ePulse へのEPLAN Data Portalの統合には、多数の利点があります。たとえば、アプリケーション自体でも、アップデートされた部品メーカー300社以上の約100万点におよぶ部品データをいつでもインポート可能です。加えて、150万点以上の部品バリエーションも組込みのコンフィグレータで呼び出すことができます。そのほか、ソフトウェアをクラウド環境で常に最新に保てるのも、ユーザーとって実用的なメリットです。
User_interface.jpg:6月から、新しいEPLAN Data Portalがクラウド環境EPLAN ePulseに統合されました。ユーザーインターフェースも新しくなり、直観的な検索機能やスマートなサジェスト機能を実装したことで、もっと簡単かつ素早くData Portalを利用でき、これまで以上に快適になりました。
部品データの標準化を強化
標準化された部品データは、効率的なプロセスをつくり上げるうえで欠かせません。制御キャビネットを3D設計する場合はもとより、配線長の自動計算、取付け部品の機械加工にも標準化データが必要です。Timm Hauschkeは次のように説明しています。「EPLAN Data Standardが、たとえばeCl@ss Advancedなどの実績ある部品データの分類基準を補い、そのデータを実用に適したものにします。すべての設計・製造プロセスを通じて、一貫したデータの利用が確実に行え、完全に統合されたバリューチェーンがさらに身近なものとなります。」この効果は、プロジェクトの計画開始からコミッショニングにまで及ぶため、ユーザーには多大な時間節約になるというメリットがあります。
EPLAN Data Portalとは
EPLAN Data Portalでは、部品メーカーと電気設計や流体動力設計間の情報交換ポータルとして、マスターデータがダウンロードできます。文字や数値による部品データに加えて、回路図マクロや多言語による部品情報、プレビュー画像、ドキュメントなどの追加情報も含まれています。
より詳しい情報は www.epulse.com(英語)をご覧ください。
データがEPLAN Data Portalにすでに提供されています。
EPLAN Data Portalとは
EPLAN Data Portalでは、部品メーカーと電気設計や流体動力設計間の情報交換ポータルとして、マスターデータがダウンロードできます。文字や数値による部品データに加えて、回路図マクロや多言語による部品情報、プレビュー画像、ドキュメントなどの追加情報も含まれています。
より詳しい情報は www.epulse.com(英語)をご覧ください。