「同期リラクタンスモーターシステム」を鉄道車両に搭載した実証試験に成功

世界初の走行試験を実施、実環境での走行能力と省エネ性を確認。

実証試験を実施した東京メト口日比谷線13000系車両

三菱電機株式会社は、独自の鉄道車両推進システム「同期リラクタンスモーターシステム（以下、SynTRACS ※1：シントラックス）」を東京地下鉄株式会社（以下、東京メトロ）日比谷線13000系車両に搭載し走行する実証試験を東京メトロと共同で行い、実際の鉄道車両での走行能力と世界最高レベルの省エネ性能を確認しました。

鉄道車両のさらなる省エネ化に貢献するSynTRACSは、同期リラクタンスモーター（以下、SynRM※2、シンアールエム）とそれを制御するインバーターで構成されており、SynRMによる鉄道車両の走行は世界初※3となります。

※1 Synchronous reluctance motor and inverter TRACtion System
※2 Synchronous Reluctance Motor　固定子の回転磁界と回転子鉄心内の磁気抵抗差によって生じる磁極との相互作用により、トルクを発生させるモーター
※3 2021年6月24日現在、当社調べ

www.mitsubishielectric.com

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