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EPLAN
カタログ部品同期のデータ交換を実現
シーメンス社Teamcenter用インターフェイスを拡張しました。 EplanとTeamcenterを結ぶ最新インターフェイスが登場。このインターフェイスは、EplanとPLMソフトウェアTeamcenterの部品ライブラリにあるカタログ部品を双方向に同期する機能を備えています。この同期は、定期にも、あるいは必要に応じて実行するようにも設定可能です。また、部品データの作成・更新機能を新たに統合し、最新バージョンのTeamcenterもサポートしています。
Eplan Teamcenter.jpg: 異なるエンジニアリング領域をまたぐデータ・マッチング―EplanのプロジェクトをTeamcenterへ簡単に組み込むことができます。
2014年9月10日、ドイツ・モンハイムより ― Eplanと、さらなる機能性を提供してくれるTeamcenter®ソフ
トウェアとの間の拡張インターフェイスが利用可能になりました。このインターフェイスはカタログ部品の同期機能を備え、Teamcenterのサポート・バージョンも拡大しました。これにより、Eplanの部品データベースをTeamcenter内のデータにマッチングすることが可能になります。昨年発表した従来の統合機能も好評でしたが、ユーザーの皆様がEplanとTeamcenterをつなぐ電気設計用インターフェイスを心待ちにされていることも承知していました。そこで、いよいよEplanプラットフォームのプロジェクト・データを、Teamcenterでダイレクトに運用できるようにしました。Teamcenterは世界で最も広く使われている製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェア・シリーズです。このTeamcenterへの統合モジュールは、Eplanプラットフォーム・ソリューションをTeamcenter環境にシームレスに組み込みます。これで、電気設計もデジタルな製品モデルを構成する重要な要素となりました。接続リストや部品表といった電気系CADデータやEplanのレポートによって、製品モデルは全情報を備えた完全なものとなるのです。
部品リストを作成・保存・修正する
このインターフェイスは、設計データ管理に必須の要件をカバーしています。たとえば、Eplan用構造データの管理、データの読み込み・保存・修正、あらゆる承認および変更プロセスのサポート、Eplanによる評価の作成と更新、プロジェクト属性の双方向同期、Teamcenterからの命名・ナンバリング規則の継承、Teamcenter内でのEplan部品表の作成・保存・修正、さらにTeamcenter 環境でのEplanユーザーの認証と権限付与などです。また、Eplanユーザーインターフェイス内にTeamcenterの機能が統合されているため、ユーザーの皆様は使い慣れたEplanの作業環境からTeamcenterに簡単にアクセスできます。Teamcenterに対するこのEplanの統合は、現在Eplanバージョン2.2および2.3をサポートしており、間もなく2.4もサポートします。一方、Teamcenterはバージョン9.1および10.1をサポートしています。
注: Teamcenterは、Siemens Product Lifecycle Management Software Inc.(シーメンスPLMソフトウェア)社、および米国をはじめ各国の同社子会社の商標もしくは登録商標です。また、その他のすべての商標や登録商標、サービスマークは、各所有権者に帰属します。