三菱 機械室レス・エレベーター「NEXIEZ-MRL Version2」発売のお知らせ
新ドアシステムで海外向け基幹機種の運行効率を向上、ウイルス対策で安全・安心に貢献。
NEXIEZ-MRL Version2 かご室イメージ
三菱電機株式会社は、海外向け基幹機種である機械室レス・エレベーター「NEXIEZ-MRL(ネクシーズ エムアールエル)」の新製品として、仕様を拡張した「NEXIEZ-MRL Version2(ネクシーズ エムアールエル バージョンツー)」を10月29日に発売します。運行効率の向上に加え、ニューノーマル下での新たなニーズであるウイルス対策ソリューションの提供などの仕様拡張により、利用者の安全・安心、快適性、利便性の向上に貢献します。
アセアンや中東をはじめとした海外市場向けに、22年度に年間5,000台の販売を目指します。
新製品の特長
1. 新ドアシステムの採用で、運行効率向上に貢献
- スムーズな戸開閉を実現する「Quick-motion Door System(クイックモーションドアシステム)」で、運行効率を従来比最大12%改善※1、平均待ち時間を従来比最大14%削減※1
- 「Quick Closing System with Sensor(クイッククロージングシステム ウィズ センサー)」で、ドアの開放時間を短縮。Quick-motion Door Systemとの組み合わせで、平均待ち時間を最大24%削減※1
※1 当社従来機種「NEXIEZ-MRL」との比較。13人乗り、定格速度60m/min、4停止×2台のエレベーターでのシミュレーション結果、運行効率は5分間の輸送能力にて算出
2. ウイルス対策ソリューションで、利用者の安全・安心に貢献
- 空気中に浮遊するウイルスや菌、花粉等を抑制する当社独自の「ヘルスエアー®機能※2」搭載の循環ファンや、抗ウイルス仕様の操作ボタンなどのクリーン仕様を採用し、利用者の安全・安心に貢献
- 利用者のスマートフォンからエレベーターの呼び・行先階登録操作ができる「スマートフォン連携」機能で、タッチレスでの快適な移動を提供
※2 空間に電界・放電空間を形成し、空気中に浮遊するさまざまな物質やウイルス、菌、花粉等を抑制する当社独自技術。ヘルスエアー®は国内における商標のため、海外名称はPlasma QuadTMとなります
3. ロボットや設備との連携機能と選べる4つの新意匠で、建物の価値向上に貢献
- 警備・清掃・搬送などのサービスロボットや、多様なメーカーのビルマネジメントシステム(BMS)と連携可能※3とすることで、ビルの管理業務の省人化、効率化に貢献
- 世界各地域の市場調査を元に、かご室を「LUXURY」「NATURAL」「COMFORT」「MODERN」の4つのスタイル別にデザインし、建築と親和性が高く連続性のある空間を提供
- 黒を基調としたかご操作盤、乗場ボタンや質感のある面材など、意匠バリエーションを拡充
※3 当社指定の規格に対応するものに限定