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EEC:Eplan Engineering Configuration―新しい製品名でコア機能を鮮明に
Eplan Engineering Centerが、Eplan Engineering Configurationへと変わります。この新しい製品名は、バージョン2.4から導入し、イープランのメカトロ・エンジニアリング・ソリューションにおいてコンフィグレーションがコア機能であることをより明確に打ち出します。さらに、ドイツで開催のオートメーション関連展示会SPS IPC Drivesの開幕に合わせ、改善した機能群と、Eplanプラットフォームのバージョンに一致するバージョン番号も導入します。
EEC One.jpg:新しいEEC Oneバージョン2.4は、統合的な多機能ツールバーや複合的なマクロ選択機能を備えています。
2014年11月18日、ドイツ・モーンハイムより ― メカトロ・コンフィグレーションは、Eplan Engineering Centerが提供する広範なサービスのなかで、その核心となるトピックの一つです。そこで、同製品を、SPS IPC Drivesの開幕に合わせて、Eplan Engineering Configurationへと改名します。ただし、略称はEECで、これまでと変わりません。この製品名では、コンフィグレーションがコア機能であることを表現しました。イープランは、長年、部品や機械のコンフィグレーションを始め、複雑な設備プロジェクトにも使えるECCを通じて、統合的メカトロ・コンフィグレーションに向けたソリューションを提供してまいりました。このたび、EEC製品の改名に踏み切ったのは、それがお客様の便益にかなうものと考えたからです。
・イープランは“効率的エンジニアリング”を使命としています。そのためには、コンフィグレーションを
通じて、標準化およびモジュール化することが決定的に重要なステップです。
・機械、電気、ソフトウェアなど、すべてのエンジニアリング分野にわたる一貫したコンフィグレーションが実現すれば、発展性のあるメカトロ・コンフィグレーションが可能になります。
さらに、この製品名の変更とともに、EECのバーション番号をEplanプラットフォームのバージョン番号と合わせます。したがって、SPS IPC Drivesで公開する次のリリースはバージョン2.4となります。お客様
が、EECを使って、Eplanプラットフォームによる回路図や3Dアセンブリ・レイアウトを生成したいとお考えであれば、同じバージョンをご利用いただくのが効果的です。また、これに伴って、特にEplan Electric P8やEplan Pro PanelなどEplanプラットフォーム・システムとの相互運用もより簡単にしました。
このコンフィグレーション・ソリューションの新バージョンは、当然ながら、実証済みの技術に基づいています。モデルをEEC旧バージョンから引き続き使用できるなど、ユーザーの皆様の利便性も考慮しています。さらに、EECバージョン2.4の公開に合わせて、お客様の業務時間を短縮できる新しい機能群を導入します。たとえば、このEEC新バージョンは、一貫性のある最適なSAPの統合に加え、標準ジョブ・サーバを備えています。そのため、EEC周辺のお客様に固有なITワークフローも、既存のITインフラに効率よく統合できるようになっています。またEEC Oneは、標準化と自動化に向けたExcelベースの導入しやすいシステムですが、これもまた、今回の整合化プロセスの一環として名前が変わります。もちろん、エンジニアリングの自動化を最優先とすることに変わりはありません。この新バージョンで特に注目いただきたい点には、筐体エンジニアリング用3DシステムであるEplan Pro Panelとの直接的な連携機能などもあり
ます。
Logos EEC.jpg:Eplan Engineering Centerは、Eplan Engineering Configurationへと変わります。この新
しい製品名は、バージョン2.4からの導入となります。