新しいソリューションを開発:Eplan Cogineer (コージニア) よりいっそう簡単にエンジニアリングを自動化
回路図の自動生成に、容易に対応。総合電気CADのEPLANは、効率的コンフィグレーションのためのまったく新しいソフトウェアEplan Cogineerをハノーバーメッセで発表します。インストール後すぐに使い始められるうえ、たった数回のクリックで回路図の自動生成を行います。このEplan Cogineerは、Eplanプラットフォームに完全に統合されており、シンプルで直感的な操作性を実現しています。コンフィグレーションや製品バリエーション管理に関する専門的な知識は不要です。必要なのは、事前にEPLANプラットフォームに統合した回路パターン(マクロ)を、どのように使用するかということだけです。
2017年3月15日付、ドイツ・モンハイム発―Eplan Cogineerは、回路図の自動生成に向けて新たに開発した革新的ソリューションです。ハノーバーメッセでは注目を浴びるでしょう。製品戦略と開発を担当する副社長Dieter Peschは、「使い勝手がよく、そのうえ機能面でも非常に革新的なソリューションを開発しました」と説明してます。高度なプログラミング言語の知識がなくても、メカトロ仕様に対するルールブックとコンフィグレーション・インターフェイスを直感的かつ迅速に統合可能です。ユーザーの利点は、マクロの利用に関する経験だけで十分だということです。そのマクロがルール群を生成するための基盤となります。回路図は機能構成に基づいて生成するか、あるいはシステム固有の要件から生成するか、どちらでも構いません。Eplan Cogineerは、すべてのユーザーが現在どのような作業を担っていても対応でき、エンジニアリングを行う普段の方法を変える必要はありません。皆さまが楽しく使え、さらに時間とコストの節約になるという柔軟なソリューションの実現が、その効果として現れています。「設計から製造までデータを100%シームレスにつなぐことで、業務が滞ることなく、Eplan Cogineerユーザーは顧客プロジェクトに正確に対応できるようになります。またEplan Cogineerなら、プロセスに関わるスタッフが完全に独立してその作業を行えます」と、Peschは話しています。Eplan Cogineerの本質的な特長は、手戻り、ヒューマンエラーを防いで品質を高められるということです。さらに、自動的に回路図を生成できるため、明らかに時間の節約が可能です。
効率と品質の向上を同時に
Eplan Cogineerなら、クリック一つで、製造ドキュメントを完全に生成できます。そのため、非常に重要な2つの効果が生まれます。第一に、所定のルールと構成に従ってミスのない実行が確実に行え、高品質なドキュメントが保証されます。第二に、ページやマクロのコピー&ペーストによる場合に比べて、同じ時間で格段に多くのプロジェクトを開発できます。Eplan Cogineerは、製品の構成検討から具体的なプロジェクトの実施まで、厳格なデータの一貫性を実現して、基準値・規格の遵守を支援します。これにより、最高レベルの正確さと効率が約束されます。さらに、ユーザー・インターフェイスが直感的である点などから、初めてのプロジェクトでもごく短期間に生成可能です。
“使いながら習熟できる”というのが、ユーザーにとって理想的です。Eplan Cogineerは、たまにしか使わないライトユーザーが、パワーユーザーと同様に簡単に利用可能なツールとして設計されています。ライトユーザーでもEplan Electric P8でプロジェクトを構成・生成できるようになっています。対象の機械やプラントがすでに機能面や特定のシステム要件にしたがって構造化されているかは問題にはなりません。この新ソリューションでは、任意の作業方法に対応できるようスケーラブルな構成アプローチを採用しているからです。たとえばサブプロジェクトはマニュアルで構成できるようにしておくなど、必要に応じて、従来の作業方法とコンフィグレーションを併用することが可能です。